絶対に押さえたいマナー5カ条
などという心配は不要です。あくまで人として常識のレベルのことをここではおさらいしていきたいと思います。
就活マナー対策 5カ条
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1、「身だしなみ」三大要素を意識せよ
「身だしなみ」は、あなたから企業の方へ「この機会を大切に考えています」という無言のメッセージです。
就活の身だしなみ三大要素である、清潔感・健康的・機能的であることを意識しましょう。 -
2、電話をかけるときには場所・時間・メモを要確認!
周囲がうるさい場所や、始業時間や夜遅くにかけるなどは論外です。
また、電話では確認したいことや書き留めておくべきことが出てきますので必ずメモを手元に用意しましょう。
話したいことを自薦にまとめておくのも大切です。 -
3、メールは構成ポイントに漏れがないかをチェック
宛先、件名、宛名、本文での名乗り、目的、理由、最後のお願い、差出人名などのすべての要素に漏れがないかを確認しましょう。
送信ボタンを押す前に必ず一度チェックして。 -
4、会社説明会には、気を引き締めて参加すべし
会社説明会は、各企業が志望者に対し、自社をより知ってもらうために開催する場であるため、
その年の採用に重要な情報が満載です。選考でない場合でも、受動的に参加するだけではもったいない! -
5、面接マナーはビルに入る前から始まっている
ビルに入る際、コートを着たまま入ってはいませんか?受付の方に横暴な態度を取っていたりしませんか?
選考に直接響くことは少ないでしょうが、すでに面接マナーはここから始まっています。
就活生がよく迷う電話のかけ方、メールの送り方を最終チェック!
電話をかける前に注意したいこと
1 集中できる静かな場所でかけよう
自分の周囲がうるさいことで、相手の声が聞き取れなかったり、逆に相手側にも自分の声が聞き取りにくかったりなどということがないようにしよう。
2 時間帯には十分注意をしよう
電話をかける際は、休日明けであわただしい月曜日の午前中、平日(月〜金)の昼休み中などは避け、平日、火〜金曜日の10時〜16時頃がよい。ただし、いつかけても、気遣いとして、「ただいまよろしいでしょうか?」の一言は必ず言うようにしよう。
3 はきはきと、笑顔で話そう
姿が見えなくても、姿勢や表情は相手に伝わる。相手が目の前にいるつもりで姿勢を正して、笑顔ではきはきと話すとよい。
4 メモを取ろう
電話は、音声でのコミュニケーションなので証拠が残らない。聞き間違いなどのないようにメモを取り、要点の復唱確認を行おう。
5 内容はあらかじめまとめておこう
電話は、「電話料金」と「相手の時間」を使う。簡潔に伝えるために、かける前に要点、自分が話す手順、ポイントなどをしっかりと準備しておこう(右のトーク例を印刷し、自分自身の言葉を加筆したものでもOK)。
メールの構成ポイント
1 宛先
宛先部分に「○○株式会社 人事部採用課御中」、「○○株式会社 採用ご担当者様」などと宛先が表示されるよう、あらかじめアドレス帳に登録をしておく(名前を間違えると失礼に当たるので、しっかりと確認しよう)。
2 件名
採用担当者は、毎日たくさんのEメールを受信する。件名を見れば何についてのメールかがすぐにわかるようにしよう。件名の文字数は、15文字程度を目安にして、簡潔なものにしよう。
3 宛先
宛名には、会社名、部署、そしてわかっていれば担当者名もきちんと入れよう。「○○株式会社」を「○○(株)」などと略すのは失礼。
4 本文
手紙などの場合は、段落ごとに1文字空けるが、Eメールの場合は、1文字空ける代わりに、改行し行間(空白)を入れる。1行の文字数は30文字程度を目安にすると読みやすい。
5 名乗り
Eメールには、手紙のような時候の挨拶は不要。ただし、最初にきちんと名乗り、ひと目で誰からのメールかわかるようにしよう。
6 目的
たとえば、資料請求の場合には「貴社の資料のご送付をお願い申し上げます」などと最初に「目的(用件)」を書くとわかりやすい文章になる。
7 理由
資料請求をする理由を簡潔、明確、誠実な文章で書く。
8 最後のお願い
「お忙しいところ、まことに恐縮でございますが〜」、「まことにお手数でございますが〜」などと丁寧な表現で締めくくる。
9 差出人名
署名機能に、あらかじめ自分の氏名、大学名、住所、連絡先(電話番号、Eメールアドレス)などを登録しておくとよい。