田代まさし、イベント復帰「薬の恐ろしさ伝えたい」
2015年2月26日6時0分 スポーツ報知
2011年に覚醒剤取締法違反(使用、所持)などの罪で実刑判決を受け、昨年7月に出所したタレントの田代まさし(58)が、3月18日に都内でトークイベントを開催することが25日、明らかになった。
同イベントは、3月25日にコミックエッセー本「マーシーの薬物リハビリ日記」を出版することを記念してのもの。田代はこの日、自身のツイッターで「薬の恐ろしさや何故薬は止められないのかと言うことをたくさんのかた達に伝えたく」と出版の経緯を語った。
当日は、薬物更生施設「日本ダルク」本部の近藤恒夫代表らと薬物にまつわるトークを行う。日本ダルクによると田代は現在ダルクの職員として、後援会などに参加しているものの、一般に向けたイベントは初めて。ライブハウスのホームページで告知された直後に、チケットは即完売した。
「マーシーの―」は、漫画家の北村ヂン氏がイラストを担当。薬物に手を出した理由や刑務所の裏話、ダルクでの治療の内容が明かされる。担当編集者は「話しぶりや見た目も(逮捕前の)昔に戻られたような感じです」と近況を語った。