林修氏が孫正義氏の生い立ちをもとに日本人の特性を指摘「海外の権威を優遇する」
林修氏はまず孫氏の生い立ちを紹介した。孫氏は在日韓国人3世で、少年時代は貧しい家庭環境で育ったとのだという。一方で、差別や貧困が孫氏のビジネスで成功する巨人・孫正義の原点になったと紹介した。
少年時代には教師になりたいという夢を持った孫氏だったが、日本国籍がないと公務員になれないことを知り、父が倒れたことを機に高校1年の時に、日本で起業するためにアメリカの大学に留学したと紹介した。
父を残してアメリカ留学することをよく思っていなかった親戚に孫氏は「国籍・人種で悩む人間がいっぱいいる、俺は立派な事業家になってみせて孫正義の名前でみんな人間は一緒だと証明して見せると」と語ったのだという。
林氏は孫氏の「自分は韓国籍だから大学を出ても日本では認めて貰えない。アメリカで結果を出せば、日本で評価される」という考え方について、差別から日本に居ながら外にいる感覚をもつ孫氏ならではの言葉だと紹介した。
林氏は「日本人は外(海外で)の権威を貰ってきた人に対しては非常に優遇するという特性がある」と説明すると、出演者も海外で評価を受けたものを崇拝する傾向があることに納得していた。
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