バンクーバーのチャリティ団体 “RainCity Housing” はホームレスの為に寝どころを積極的に提供していると話題を呼んでいる。
Photo by Here’s How Vancouver Responded to London’s “Anti-Homeless Spikes” on News.Mic
日中はバスを待つ人や、疲れたときに腰掛ける、いわゆる普通のベンチだが夜になると・・・
Photo by Here’s How Vancouver Responded to London’s “Anti-Homeless Spikes” on News.Mic
ホームレスのための寝どころになる!
日中は紫外線により普通の文字しか見えないが、夜になると、日中に書かれてたあった言葉は消え、蛍光色で書かれた文字が浮かび上がる仕組みになっている。
Photo by Here’s How Vancouver Responded to London’s “Anti-Homeless Spikes” on News.Mic
他のベンチにも面白い工夫が施されている。これも一見すると、よく見る普通のベンチだが・・・
Photo by Here’s How Vancouver Responded to London’s “Anti-Homeless Spikes” on News.Mic
このベンチはなんと家になる!
背もたれを屋根代わりにできるベンチで、さらにこのベンチ、なんと住所も書かれているのだ!
Photo by kent williams on Flickr
一方、ロンドンでは逆にホームレスに寝どころを作らせないために、スーパーマーケットやマンションの縁にホームレス用のスパイクを設置している。
しかし、一旦はメディアがこのホームレス用スパイクを取り上げてからは避難が殺到。ロンドンの市長ですら”醜くて馬鹿げてる”とコメント。およそ12万の人たちが、このスパイクを撤去するようにと嘆願書に署名し、これらは撤去されたという。
ホームレス達が道に住むより、シェルターなどの簡易式の住まいを提供する方が経済的利益につながるという。
同じ人間として助け合い、私たちと同じように安心して暮らせる家を提供する。なんとも素敵な取り組みではないでしょうか?
Licensed material used with permission by RainCity Housing
Reference:Here’s How Vancouver Responded to London’s “Anti-Homeless Spikes” on News.Mic