石松恒
2015年2月26日00時53分
戦後70年に合わせて安倍晋三首相が出す「安倍談話」について検討する、有識者による「21世紀構想懇談会」の初会合が25日、首相官邸で開かれた。首相は会合で、20世紀の教訓と戦後70年間の歩みを踏まえ、日本がどのような国際貢献を果たすべきかといった「未来志向」の論点を提示。首相は夏までの懇談会による議論を踏まえ、談話の作成に当たる方向だ。
懇談会の座長には西室泰三・日本郵政社長(79)が、座長代理には北岡伸一・国際大学学長(66)が選ばれた。今後、月に1回程度会合を開き、8月までには議論をまとめる方針。ただ、懇談会は首相の私的諮問機関との位置づけで、談話づくりに直接関わることは想定されていない。懇談会の議論がどの程度まで談話に反映されるのか、北岡氏は終了後の会見で「(談話と)提言との関係は分からない」と話した。
首相は会合冒頭、「未来への土台は、過去と断絶したものではあり得ない。先の大戦への反省、戦後70年の平和国家としての歩み、その上にこれからの80年、90年、100年がある。日本はどのような国を目指すのかについて考えていきたい」などとあいさつした。
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