2015年2月25日19時41分
西川公也・前農林水産相の辞任を受け、野党は25日の衆院予算委員会で安倍晋三首相に対し、西川氏をめぐる政治資金問題をただした。首相は違法性について改めて否定したが、任命責任を認めて陳謝した。26日に西川氏に関する新たな資料が国会に示される予定で、野党の追及がさらに強まる可能性もある。
予算委の冒頭、首相は「私が任命した閣僚が交代する結果を招き、国民の皆さんに大変申し訳ない」と述べた。民主党の馬淵澄夫氏は、西川氏が代表を務める自民党支部に、国の補助金の交付決定通知を受けた木材加工会社が寄付をしていた問題を挙げ、「この問題を西川大臣の辞任で終わらせていいのか」と迫った。
首相は「西川大臣は(補助金交付を)『知らなかった』と答弁している。違法状態が続いたということではない」と強調。「大臣、国会議員に関わらず、説明責任をさらに求められるのであれば果たしていくのは当然だ」と語った。
共産党の穀田恵二氏は西川氏が辞任の際、「いくら説明しても分からない人は分からない」と述べたことを問題視。首相は「西川氏も『国民の皆さんにはなかなか理解してもらっていない部分があるが、これから一生懸命説明していきたいと思う』という話だった」と述べた。
26日の同委理事会には、野党側の要求で、西川氏が顧問を務めていた企業や報酬の一覧表が示されるが、どこまで詳細が明らかになるかは不透明だ。野党側は引き続き、西川氏を参考人として、予算委に出席するよう求める。
◇
西川公也前農水相の辞任、政治資金問題をめぐる衆院予算委での首相の質疑応答は以下の通り。
PR比べてお得!