宮崎・強姦事件:「報道適正化を」12弁護士が要請

毎日新聞 2015年02月25日 22時17分

 女性客らへの強姦罪などに問われた宮崎市のマッサージ店経営者の男(44)の弁護士が、男が盗撮したビデオの処分を条件に女性側に告訴取り下げを求めた問題で、宮崎県弁護士会所属の弁護士12人が25日、報道の適正化を求める意見を表明した。

 意見書で、毎日新聞など一部の報道に有罪を前提とするような表現や、弁護士は女性の弁護士と交渉したのに女性に直接、ビデオの存在を示して脅したかのようにとれる表現があると指摘。弁護士は、無罪を主張する男の言い分を裏付けるものとしてビデオを提示したとしている。

 記者会見した代表の中島多津雄弁護士らは、男の弁護士に事情を聴き意見書をまとめたとした上で「弁護士は被告の主張を展開し活動する必要と責務があった。報道は誤解を招かないよう配慮すべきだ」と訴えた。【菅野蘭】

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