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鬱ところにより、曇り。 RSSフィード

2014-12-29

溶けていく境界線

| 13:48 | 溶けていく境界線を含むブックマーク

同居人が家を出ることとなった。今頃慌ただしく荷物を搬出しているころだろうと思う。


一方で私は会社にいながらメールを書くふりをして、日記を書いている。


2週間ほど前からほとんど仕事ができなくなった。自覚したのは先週のことだった。
できていたことが、できなくなる。鬱病や鬱症状の恐怖はこんなところにある。

幸いにも、職場の協力はあるので、今日は早びけすることにした。

境界が溶けている。生と死、自我と他己の境界が。向こう側の世界へふらっと飛び立ってしまいそうな、そんな恐怖感を覚える。

自分は何で、自分はどこにあって、自分は何をしたくて……そんなことが風の中の一握の砂のように寒風の中へ消えていく。
そんな怖さ、辛さ。
明日から父の実家に帰る約束をしていたけれど、中々に難しそうだ。

吹き飛びそうな自分の身体を今は必死に「此処」に食い止めて、繋いで、なんとか呼吸をして、使えない頭をまわしている。そのために何かを書かなくてはいけなくて、なんとかして書きとめている。