2014-10-26
仕事とお金と自由についての雑文
日常 | |
仕事というのは体調には関係なく降ってくるモノである。これに関して異を唱えるものはいないだろう。
故に不調の時に仕事がたくさん降ってくると憂鬱な気分になったりするものだ。
しかし、今回の私の場合は少し違う。家に帰らないよい言い訳になるし、仕事に集中さえしてしまえば、仕事のことだけ考えればいいので気が楽だからだ。そういうものだと思っている。
不調の時に仕事が降ってくるということは、そういった意味では確かに利点ではあるのだが、やはり成果に不調がでてしまうのは辛い。
何のために出しているデータなのかが全く伝わらないので、リジェクトをもらってしまう。もちろん業界としてはほぼ未経験のところにきているので、経験の差があるということもあるのだろうが。
それとは別に待遇面の不満というか不安が大きい。
この年齢において年収が低いと言うことは当然なのであるが、自転車操業となってしまっている。それどころか赤字の月も少なくない。
偉い人は言う。「金さえあれば鬱にはならない」と。まさしく資本主義社会の論理にのっかっていきて賃金をもらっている以上はこれは事実なのだと思う。金で解決できるならば様々な方策がとれるとここにきてヒシヒシと感じているからである。
金があるならばパートナーと別居するなんて造作もないことであるし、都心部に一人で住むこともできる。性的に満たされたかったらそういうお店に行けばよい。
また、金銭ストックがないというのはスケールメリットが享受できないということでもある。身近なところだとまとめ買いが必要なものや、一時的に資金が必要な携帯転売(不思議とこれをやっている知人は多い)といったものが挙げられる。
仕事を選ぶ上でなにを評価軸にするのかということは大事だ。
賃金?職場環境?仕事環境?
一つだけを評価基準にするのは難しいし、軸を作って優先順位をつけることが大切だと思う。
私は新卒後初めて入った会社で散々な目にあい、精神疾患の最終的なトリガーを引いてしまった。
諸君、東証一部上場だからといって侮る事なかれ。
残業代は払われるが、ものすごく無駄な仕事が多く、裁量が小さい。
係長の決済権限は5000円、課長の決裁権限が10000円と聞いたときはひっくり返りそうになり、社員全員に住宅手当3万円を出した暁には利益が数分の1に減るとわかったときは目を回した。そして極めつけは関連事業の利益率が最も高く、損益の50%を占めていた。
入社しないとその会社の雰囲気や仕事内容というモノは伝わってこない。だから就職は難しい。多くの人は許容できる環境のレンジが広いのだろうけど、私のような人間はちょっとした環境や仕事の状況で簡単に不安定になる。なので、より難しくなる。
昔はコネでの入社で会社の雰囲気などをみてからアットホームな小さい会社に入れたのだろうが、今は大変に厳しいと私は思っている。
さて、コネと言えば、ちょっとした縁があって今の会社に入った。コネではないのだけど、コネのようなものだ。
精神疾患復活後初めての仕事だったため、色々と大変だったが、今では慣れて色々できるようになってきた。社長からは期待されているらしく、時給もまれにみる上がり方をしているらしい。
しかし、この企業もこの企業で問題がある。年収が低い。
採算性が低い。7年目で300万円だ。うーん。。。
そこで、上司の黙認の下、転職活動をしているが、これといってよい会社が見つかるのかどうか、果たして疑問である。まぁ、やれるだけやってみようとは思っているが・・・。