ネットで見かける記事の中で一番うんざりするタイトルの形です。2ちゃんの下品なタイトルより個人的にはなおタチが悪いと思ってます。このタイトルをつけていて納得のいく記事まで考えてない雑な記事を書いていた場合書き手の「人格」面での評価を著しく下げます。
なぜなぜ分析は、危険だ : タイム・コンサルタントの日誌から
1年前の記事の記事なのですが「なぜなぜ分析」が話題になっていますね。
なぜなぜは人ではなくプロセスに帰着しないといけないのは基礎中の基礎中の基礎中の基礎
障害が起きるってことはなにか問題があることを疑うべきだし、改善すべき点は改善すべき。でも、所詮は費用対効果の世界で我々は仕事をしているわけですから、その分岐点を超えてしまうような改善って実質的に意味が無いわけですよ。特に「誰の責任か」を追求するような分析には全く意味が無いと現場としては思います。でもね、上の上の上の方の人が求めている報告って「で、結局誰が悪いの?」だったりするからたちが悪いんです
「なぜなぜ分析」にかぎらず、私は私は「なぜ?」「なんで?」という言葉を安易に他人に向けて使うこと自体が嫌いでありこの言葉は取り扱い注意であると普段から思っており、基本的にはよほど親しくなるか、あるいは逆によほど嫌いな人相手でないかぎり、あまり「なぜなぜ」いいません。自分ならともかく安易に他人に投げつけたり、まして確認したことでもないのに「なぜAはBなのか」を押し付けるとか何考えてんだこのやろうって思う。まぁそう言いながら、私も結構やっちゃってるんだろうなぁ。
だからこそ、このあたりについて一度ちゃんと考えておきたい。
①「なぜ」という言葉を発する事自体暴力的であり基本的に失礼であり安易に使うべきじゃないことでありまして大上段から振りかざすなど論外である。使い方の作法や礼儀をちゃんと理解しないなら使うべきじゃない
②「なぜ」は誰かのせいにするためじゃなくて、プロセスや構造を考えるためにあるものだーみたいな基本を確認したい
③多くの人が「なぜなぜ」を「犯人探し」に使っちゃうのは「なぜ」なのか? どういうシステムが動いているのか?
といった話をいつかちゃんとしたいなと思いますが、自分自身勉強不足なので今日はそういう目標設定だけ。
はてなでも「なぜなぜ分析」は人気あるっぽい?
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