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IPCC議長、セクハラ疑惑で辞任=ノーベル平和賞組織―印

時事通信 2月24日(火)19時57分配信

 【ニューデリー時事】2007年にノーベル平和賞を受賞した国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」のパチャウリ議長(74)が24日、自身のセクハラ疑惑を受けて辞任した。インド警察が被害届を受理して捜査しており、パチャウリ氏は同日からケニアで開かれるIPCC総会を欠席していた。
 報道によると、被害を届け出たのはパチャウリ議長が所長を務める「エネルギー資源研究所」の女性研究者(29)。13年9月ごろからニューデリーの事務所で体を触られたほか、しつこく交際を迫るメールを送り付けられたという。
 パチャウリ議長側は「携帯電話やパソコンがハッキングされた」と否定。だが、別の女性も同様の被害に遭ったと名乗り出たため、追い詰められていた。 

最終更新:2月24日(火)23時31分

時事通信