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カンナムの居食屋「和民」がリニューアルオープン-客数・客単価アップ

カンナムの居食屋「和民」がリニューアルオープン-客数・客単価アップ

カンナム駅近くの好立地にある

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 ソウル市のカンナム駅近くにある「和民」(816-5, Yeoksam-dong, Gangnam-gu)が9月24日、リニューアルオープンした。

リニューアルした1階フロア

 同店を展開するワタミの100%子会社であるワタミインターナショナルは、韓国の外食企業GENESIS CO.,LTDと折半出資し合弁会社「GNS WATAMI FOOD AND BEVERAGE SERVICE CO.,Ltd」を設立。昨年5月に韓国1号店としてカンナム店をオープンした。

 わずか1年4カ月でのリニューアルについて、 同社韓国代表の笠原直之さんは「韓国でのポジションニングをより明確するため」と話す。「韓国の飲食店は豚肉なら豚肉、貝なら貝など特化型が主流。そうした中、当初はカジュアルダイニング形態でオープンし、『お酒も飲める日本食の総合レストラン』を売りとしたが明確性に欠けた。韓国では週平均2日外食し、国民1人あたりのアルコール摂取量はアジア最多。それを考慮し今回のリニューアルではアルコール類のアピールを強化。メニューのカテゴリーはあえて減らさず、「焼き物・焼き鳥」「鍋」「鉄板」の3本柱を設けることにした」と説明する。

 近ごろ韓国では焼き鳥の人気が高く、メニューに取り入れる店も増えた。同店では「炭の質」にこだわり、他店との差別化を図る。「本物の炭を和民で一度食べてもらって味の違いを感じてほしい」と笠原さん。居心地の良い空間演出にこだわり、1階フロアを改装した同店の評判は上々のようだ。

 笠原さんのポリシーは、「味やサービスに関しては、日本風や日式ではなく本物の日本を再現すること」。「韓国では日本の料理の味気について指摘を受けることもある。韓国人スタッフからも味を調節した方がいいと意見もあるが、『これこそが日本の味』と答えている。基本姿勢は崩さず勝負したい。今後はソウル市内で積極的に出店を進めていく」と笠原さんは笑顔で抱負を語る。

 メニューは、「串焼き盛り合わせ」(9,800ウォン)、「アワビ踊り焼き」(9,800ウォン)、「もちチーズお好み焼き」(9,800ウォン)、「青リンゴサワー」(2,800ウォン)など。

 営業時間は11時30分~翌3時(日曜は翌1時まで)。

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