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教育長パワハラ認定も「罷免に当たらぬ…反省して改革を」 松井知事は続投容認
大阪府の中原徹教育長(44)が、立川さおり教育委員(41)に高圧的な発言をしたとされる問題で、府教委は20日、事実関係の調査を依頼していた第三者委員会が、ほかの4人の府教委職員に対する発言についてパワーハラスメントと認定した報告書を公表した。立川氏への発言についても「パワハラと認定されても不合理ではない」と指摘した。
中原氏は記者会見で、事実関係を認めた上で、「結果を重く受け止めたい」と述べ、続投に意欲を見せながらも、進退については松井一郎知事の判断に委ねる考えを示した。
松井知事は同日、記者団に「罷免要件には当たらない。反省して教育改革をやり遂げてほしい」と述べ、続投を容認する考えを示唆した。