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維新の京都府議が共産党を「テロ政党とも評される」と表現 議会の一般質問で

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維新の京都府議が共産党を「テロ政党とも評される」と表現 議会の一般質問で

 京都府議会の一般質問で19日、維新の党に所属する府議が共産党を「テロ政党とも評される」と表現し、共産党が謝罪と撤回を求める一幕があった。維新府議は「国会のヤジを引用しただけで、私がテロ政党と思っているわけではない」と釈明。発言を撤回する意志はないとしているが、共産党府議団は「絶対に容認できない」と激しく反発している。

 発言したのは、維新の党京都府総支部政調会長の豊田貴志府議(39)=2期目。この日行われた一般質問のなかで、4月に行われる統一地方選について言及し、「維新は京都の政治の新たな流れをつくるためにテロ政党とも評される共産党をストップさせるべく戦いを挑ませてもらう」と述べた。

 この発言に、議場には一部笑いも漏れたが、共産党府議団が激しく反発。豊田府議の質問が終了すると、「絶対に容認できない。誹謗中傷、名誉毀損に当たる発言で極めて重大」と、謝罪と発言の撤回を求めた。

 対処は議長に一任されることになり、多賀久雄議長が対応を検討している。

 共産党をめぐっては、17日の衆院本会議で志位和夫委員長が代表質問した際、議場から「テロ政党」とのやじが飛んだとして、共産党が問題視している。

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