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防衛相 設置法改正“文民統制に問題ない”
2月24日 15時06分

防衛相 設置法改正“文民統制に問題ない”
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中谷防衛大臣は閣議のあとの記者会見で、文官が行ってきた大臣の補佐に、制服組の自衛官が共に当たるようにするという防衛省設置法の改正案について、部隊の運用を迅速に行うために必要な措置で、シビリアンコントロール=文民統制の観点で問題ないという認識を示しました。

防衛省は、いわゆる背広組の文官と制服組の自衛官の双方が行っている部隊運用に関する業務を、制服組中心の統合幕僚監部に一本化し、これまで文官が行ってきた大臣の補佐に自衛官が共に当たるようにするという防衛省設置法の改正案を今週27日に閣議決定し、国会に提出することにしています。これについて、中谷防衛大臣は閣議のあとの記者会見で、「自衛隊の部隊運用には迅速性が求められ、そうした観点で直接オペレーションを行う制服組から意見を聞いて判断することは必要なことだ」と述べました。
そのうえで、中谷大臣は記者団が「シビリアンコントロール=文民統制の観点から問題はないか」と質問したのに対し、「法案では、政策的見地からの背広組と、軍事的見地からの制服組が『相まって』大臣を補佐するとしており、意見を総合して大臣として判断するということなので、なんら支障はない」と述べ、問題ないという認識を示しました。

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