成功するブロガー達って人の役に立つ記事を書かなければならないのか?答えはYES以外ない
0先月あたりから、ブログ論的な話がブログ界隈で小さく盛り上がっていたんですが、私個人の意見として。
結論をいうと、「ブログは好きなことを書いていくべき論」というのが大多数で、人の役に立つことだけを考えるなんて、続かないし、なんとなくダサい的な意見まで有りました。
ですが、それはやっぱり大きな間違いであって、役にたってなんぼです。
むしろ人の役にもたたず、毒にもならないようなどうでもいい記事は、ゴミ以下と言ってもいいです。理由としては単純で、人の目に全く写りもしないので、気付かれもせず、そっと消えていく、つまりゴミとしても見てもられない、そんなイメージだと思うのです。
ただし、役に立つという意味を多くの人は誤解しています。
記事の内容がダイレクトに役に立つ事が全てではない
重要なのはこれですかね。
例えば、BBCnewsで投稿されたこのアライグマの動画に関して。
例えばこれをブログで紹介するとしたら、果たしてこれが人の役に立つのかどうかで言えば、多くの人は役に立たないと誤解しています。
実際にシェアしてみるとわかりますが、この動画をシェアすることで、そこでコミュニケーションが開始されたりします。
また、自分の娘にこれを見せることで、娘とのコミュニケーションツールとして立派に機能しました。
このことから、この動画自体が、直接人の役に立た無いとしても、間接的に人の役に立っていると言えます。
また、この動画を「ちょっと疲れてきたからこれをまた見て頑張ろうと思う」といったコメントを付けて紹介している人も見かけましたが、その人はこの動画から癒やしを得ることができ、その結果、仕事が少し頑張れるのであれば、これも間接的に人の役に立っていると言えます。
つまり、直接的なノウハウのように、そのページを見た人がそこから学びとれるような、「お役立ち記事」と言われるものも有りますが、その記事を誰かに見せたり、その記事を介してコミュニケーションに発展したりするような、間接的な記事の使われ方をしても、人の役に立っているといえるわけです。
別に1人でも役に立てばいいという考え
ブロガー同士で会話をすると、記事を書く時に、これは誰々さん宛に書いている・・・という具合に、書いている相手をイメージして書くことがあるというのは共通した事だと言えます。
私も何度か自分が気になって見てしまった記事を、ブロガーさんにお伝えすると、あれはYamada氏が前に話していたから、これはきっと見てくれると思ってYamada氏宛に書いたんです、と言われたことが有ります。
具体的には、UNOの記事を書いたことがあるんですが、ナポレオントランプゲームの記事を私が見て、こうした会話になりました。
誰かを想像して書いた記事は、おそらくその人に取って役に立つ、興味を抱かせる、満足してもらえる可能性が高いです。
逆にしらん人からしてみると、全くわからないということにもなりかねないので、補足説明や、わかりやすさは重要ですが、大事なのは見た人がどう思うかです。
その記事自体が直接役に立たずとも、きっとこれは友達同士でシェアして笑ってくれるんじゃないかなとか、社員のあの人掃除下手だから、さり気なくコツを伝えたいなと思って書いたりとか。そういう小さなターゲティングが、意外とヒット記事を作ってくれたりしますよね。
人の役に立つの中に、自分の役に立つ情報もちゃんと入れておく
ブログにおける一番の利点はログに残る事です。
「将来自分がその記事をみて役に立てばいいかな」という観点で記事を書く事も、成功に近づけるひとつの例です。
では、それが他人に役立つかどうか、と言うのはここではほとんど考える必要はなく「自分が少し忘れても、あとで自分がわかるようにちゃんと書く」という事を忘れなければ、それは最終的に自分(人)の役に立つ記事となるのです。
こうした観点は非常に重要で、本当に好き勝手書いて成功しているブロガーなんて居るわけがないです。
私から言わせていただくと、「好きに書けばいい」は、時間の無駄だと思うので、そのエネルギーはブログではない何か別のものに打ち込んだほうがいいのではないかと思うのですが、いかがでしょうか。
ただ、趣味だったら全然好きに書いたらいいですけどね。
それでは、また。