須藤 駿
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(良い目覚め、とは言えないかもしれないがすっかり熟睡して向かえた朝。ホットミルクとトースト、スクランブルエッグは一日の始まりにしっかり取っておくべき朝食だ。パンを齧りながら考えることはただ一つで――食べ終える前に手にしたスマートフォンからメールアプリを起動させて)うーん…こういうの実は苦手なんだよな…(文面に苦戦してあーでもない、こーでもないと書き直して。ホットミルクが冷める前に出来上がったそれを”送信”と。送信先はそう、大切に想っている一人の女性の元――)『連日ですみません。同じ時間に時間が取れるのならまた…楽しいお話ができる時間を過ごせたらいいなって思っています』(最後にはホットミルクから湯気が立ち上る動く絵文字を添えて、温かい物を飲みながらお話できたら…と期待しながら、カップを空にしたのですが)もう一杯飲も…(お代わりしたくなったのは気まぐれなのかそれとも――) (2/24 11:26:34)