安倍首相:憲法改正へ「最後の過程」認識
毎日新聞 2015年02月20日 23時42分
安倍晋三首相は20日の衆院予算委員会で、憲法改正について「国民投票にかけようか、発議をしようかというところに至る最後の過程にある」と述べ、実現の環境が整いつつあるとの認識を示した。そのうえで、衆参両院に設置された憲法調査会で議論が進むことに期待感を示した。維新の党の松浪健太氏への答弁。首相は憲法改正に必要な衆参両院総議員の3分の2以上の賛成について「今でも高いハードルだ。衆院では与党で3分の2の議席を得ることができたが、参院ではそういう状況にない」と指摘した。
具体的な改憲項目についても「私の思いがかえって邪魔になる場合もあり、与野党で議論する中で建設的に何を変えていくべきかが定まってくる」と述べ、与野党の幅広い合意が得られる項目を優先する意向を示した。「国民投票で過半数を得なければならず、国民の理解も高めていきたい」とも述べた。【水脇友輔】