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24日から都立高入試 ミス防止を徹底
2月23日 22時07分

24日から都立高入試 ミス防止を徹底
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去年、都立高校の入学試験で採点ミスが相次いで発覚してから初めての入試が24日から行われます。各学校では答案の原本とコピーを2つのグループで別々にチェックするなど、新たな採点方法でミスの防止を徹底することにしています。

都立高校の入試では、過去3年間に合わせて165校で少なくとも3052件の採点ミスがあったことが分かり、本来は合格していたのに不合格とされた受験生は22人に上りました。
ミスが発覚してから初めてとなる入試が24日ら25日にかけて行われますが、各学校では都教育委員会がまとめた新たな採点方法について、手順を確認するなど準備を進めてきました。
このうち、墨田区の墨田川高校では、採点に当たる教員50人余りを対象に今月12日に研修会を開きました。
新たな採点方法では、2つのグループに分かれて答案の原本とコピーをそれぞれ別々に採点、点検することになっていて、研修会では実際にグループに分かれて作業を進め、最後にそれぞれの合計点を照合し間違いがないか確認するなどしていました。
都教育委員会は、このほか試験から合格発表までの期間を「中3日」から「中4日」とし、採点に充てる日数を1日増やすとともに、このうち2日間は採点に集中できるよう、授業などは一切行わないことを決めています。
都立高校の合格発表は来月2日に行われ、各学校では新たな採点方法でミスの防止を徹底することにしています。

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