ゴールドマン:ヘッジファンド投資などで5年に100億ドル収入
(ブルームバーグ):ゴールドマン ・サックス・グループはボルカー・ルールによって縮小が義務付けられているファンド投資などの資産ポートフォリオで、過去5年間に約100億ドル(約1兆1890億円)の収入を得た。
クレジットや不動産、プライベートエクイティ(PE、未公開株)、ヘッジファンドへの投資は、ゴールドマンが過去5年間で得た総収入の6%に相当する。同社が23日に当局に届け出た年間の文書 で明らかになった。これまで同社は、1999年の株式公開以来、こうした投資による収入が全体に占める比率は取るに足らない水準だとしていた。
ボルカー・ルールにより、銀行は対象ファンドへの投資をTier1自己資本の3%以下に抑えなくてはならない。これに従えばゴールドマンの投資分は2014年末の時点で23億5000万ドルに限定される。米連邦準備制度理事会(FRB)はこの基準達成の期限を先送りし、17年7月に変更する意向を示唆している。
原題:Goldman Made $10 Billion From Fund Stakes in Last 5 Years (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Michael J. Moore mmoore55@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Christine Harper charper@bloomberg.net Dan Kraut
更新日時: 2015/02/23 23:42 JSTニュース一覧
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