トップ > 福井 > 2月24日の記事一覧 > 記事

ここから本文

福井

新幹線ルート変更求め意見書 中池見湿地問題で日弁連

 北陸新幹線金沢−敦賀間の認可ルートがラムサール条約に登録されている中池見湿地(敦賀市)を通過する問題で、日弁連は建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)に、ルート変更の検討を求める意見書を提出した。

 日弁連によると、意見書は二十日に鉄道・運輸機構へ郵送。国土交通相や環境相、福井県知事らにも参考で送付したという。

 意見書では認可ルート、認可前の環境影響評価(アセスメント)時に設定されたルートとも、条約登録の範囲内を横切っていることを問題視。十分な保全に向け「第三のルート」への変更を検討するよう訴えている。

 日弁連は二〇〇五年にも中池見湿地に関する意見書を公表するなど湿地保全に向けた提言活動などに取り組んできた。

(桂知之)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索