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【国際】

中国外相「侵略を歪曲」とけん制 安保理の戦勝70年討論会合で

2015年2月24日 01時30分

 【ニューヨーク共同】国連安全保障理事会は23日(日本時間24日)、「反ファシスト戦争の勝利」と国連創設から今年で70年となるのを記念し、公開の討論会合を開いた。会合を主宰した中国の王毅外相は「ファシズムとの戦争に関する史実は明らかになっているのに、いまだに真実を認識したがらず、過去の侵略の犯罪を歪曲しようとする者がいる」と述べた。

 「侵略」表現が入るかどうかが注目される今夏の戦後70年談話を準備している安倍晋三首相をけん制する狙いもありそうだ。

 王氏は「中国は他の国々と共に多大な国家の犠牲に耐え、最後の勝利に重要な歴史的貢献を行った」と強調した。

 23日、国連安全保障理事会の討論会合で演説する中国の王毅外相(手前右)。左は国連の潘基文事務総長(ロイター=共同)

 23日、国連安全保障理事会の討論会合で演説する中国の王毅外相(手前右)。左は国連の潘基文事務総長(ロイター=共同)
 

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