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「九条の会」が会見“今が正念場”
2月23日 22時55分

ノーベル賞作家の大江健三郎さんらの呼びかけで、憲法9条を守る活動をしている「九条の会」が都内で会見し、戦後70年の今こそ憲法9条の意義を再認識する時であり、活動の真価が問われる正念場だなどとするアピールを発表しました。

東京都内で開かれた会見には、「九条の会」の事務局長で、東京大学大学院教授の小森陽一さんらが出席しました。
この会は、憲法9条を守ろうと、作家の大江健三郎さんらの呼びかけでおよそ10年前に発足しましたが、呼びかけ人の1人で憲法学者の奥平康弘さんが先月、85歳で亡くなりました。
会見で小森さんは、「生涯をかけて憲法を守ろうとした奥平さんの遺志を受け継いでいきたい」と述べました。
また会見では、検討が進められている安全保障法制の整備について、憲法9条を根底から破壊するものだとしたうえで、「戦後70年の今こそ、憲法9条の意義を再認識すべき時であり、九条の会にとってその真価が問われる正念場だ」などとするアピールを発表しました。
会では憲法を守ろうと訴えるため、来月15日、都内で緊急の集会を開くことにしています。

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