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「グローバル資本主義を卒業した僕の選択と結論」

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今日は「グローバル資本主義を卒業した僕の選択と結論」を読みました。
グローバル資本主義を卒業した僕の選択と結論

グローバル資本主義を卒業した僕の選択と結論

 

 

筆者は、東京大学医学部卒業後、外資系金融機関に就職し、32歳で一生分稼いだというこれ以上ないぐらいのスーパーな経歴の持ち主です。そんなスーパーな筆者が僕たちに「グローバル資本主義をサバイバルする術」を教えてくれます。
 
 
 

今の時代を勝ち残る2つの条件

1つはスピード。
1人前になるまでの速さだ。地道にコツコツやっていれば、いつか必ずうまくいく、という時代はとっくに過ぎ去っている。〔略〕絶対的なスピードが必要だ。
 
もう1つは、習得の深さだ
熟達のレベルと言ってもいいだろう。普通の1人前ではなく、突き抜けたレベルに達することができるかどうか。表面的なことをさらりとなぞっただけの仕事の覚え方では、世界レベルの戦いでは太刀打ちできない。

 

この2つはどんな仕事であれ、仕事ができるためには必須の能力だろう。中でもスピードは今後より大切になってくると思う。変化の激しい時代、新たな知識や考え方を習得せねばならぬ機会が今後増えてくるだろう。その際、思考のフットワークをいかに軽くし、その深度を深められるかが生き残りの鍵になると思う。

 
 

衝動を大切にする

後悔しないで生きるための基本は、自分の中の衝動や勢いを大切にすることだ。〔略〕「自分はこれがやりたい」と夢見ることがあれば、それは最後まで貫く。衝動のような強い思いと、勢いがないと、新しい世界は開かれない。

 
僕は最近この考え方をとても大切にしている。
このブログを作ったきっかけも、利害抜きの「衝動」だからだ。ブログを作る際、ブログは労力に対してペイできないだろうなという打算は働いていたが、それでも「面白そうだから、取り敢えずやってみよう」という気持ちだけで、実地にここまでブログを書いてきた。
そして、やはりやってよかったなと思う。それはブログを通してコンテンツを提供する側の経験が出来たことだ。それによって、ネット上の記事に対して見方ががらっと変わった。どの記事も広告が最適化されるように置かれ、誰かが何らかの利得を目当てに記事を作成したということが分かり、逆に「もっとこういうことをしたら良いのではないか」といったアイデアまで思い浮かぶようになった。
それはブログをやらなかったら決して見えなかった世界だろう。その世界を見る眼鏡の費用がブログに対しての労力だとしたら、それはあまりにも安かったと僕は思う。
 

 

 

グローバル資本主義を卒業した僕の選択と結論

グローバル資本主義を卒業した僕の選択と結論

 

 

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