お昼は今日もお手製お弁当、自分で詰めるのでお昼になる前におかずが分かってしまってつまらないけど、仕方ない。
とは言え、毎日では飽きてしまうので、週に一度はラーメン食べに行きたいな。
今日から池袋駅東口の石神秀幸 厳選 極み麺selectionにオープンした大分佐伯(さいき)ラーメン@池袋(豊島区南池袋)、これまでの経緯からいくと7ヶ月くらいの営業となりますか。
地方の地ラーメンが定期的に東京で販売される風潮となっていて、本物にかなり近い店も本物とは言い難いほど遠い店も、「東京、初上陸」と話題になります。
都内のラヲタはここぞとばかりに集結、ラヲタの端っこである私も何とか仕事を切り上げての訪問、外待ちができたりできなかったりの繁盛ぶりです。
これまでは実店舗の東京紹介でしたが、今回はラーメンプロデューサーの渡辺樹庵さんプロデュースの店舗、かなり東京の味わいに寄せてあります。
店舗は厨房を含めて居抜きですから、お店の雰囲気や調理の所作は評価の対象外、評価は純粋に丼の中だけですね。
しかしして、あの佐伯駅から30分歩いた秋の日を思い出さないわけにはいかないし、「ご馳走さん」と五枚の百円玉と一枚の五十円玉をカウンター台に置いた時の感覚を忘れることはできません。
メニューはラーメンと味噌ラーメン、味噌は「未だ出来上がりが納得できない」とメニューインしてません。
9席のカウンターで空いた席に座り、食券を出してお冷やを飲みながらラーメンが出来上がるのを待ちます。
少し待ってラーメン730円、何と驚いたことに香蘭の丼とそっくりじゃないですか(そっくりと言うことは違うと言うことですけどね)。
そしてご当地に合わせてレンゲを添えていないので(用意はされています)、似せられるだけ似せた麺相ですね。
スープに絡みつくと言うより持ち上げる真ん丸の中細麺、僅かに固めでこれは東京風、柔らかめにしてご当地と同じ食感を味わいたいところですが、この麺で柔らかめはどうでしょうか。
いきなり乾いたニンニクと白胡麻からのスープ、ニンニクは刻みやおろしをスープで煮込んであるのでなく、ご当地と同じようにガーリックパウダーを振りかけてあります。
ベースはあっさりめの豚骨スープ、タレは醤油、なんでも無いような組み合わせですが特徴的で、とても美味しいです。
トッピングのシャーシューはほろほろタイプで美味しく、青ネギに炒めモヤシ、ご当地ではモヤシは「炒められている」のと「そうでもない」のロシアンルーレットですが、こちらでは一杯分ずつ炒めています。
ご当地の特徴を残しつつ、東京の人に受け入れられる様に美味しく仕上げてあります。
ああ美味しかった、御馳走様でした。
お店を出るとプロデューサーがちょうど様子を見に来ていて、しばし立ち話。