PC遠隔操作:片山被告の懲役8年判決が確定

毎日新聞 2015年02月19日 12時26分(最終更新 02月21日 18時25分)

片山祐輔被告=2014年5月20日、竹内紀臣撮影
片山祐輔被告=2014年5月20日、竹内紀臣撮影

 パソコン(PC)の遠隔操作事件で、ハイジャック防止法違反などの罪に問われた元IT関連会社員、片山祐輔被告(32)を懲役8年(求刑・懲役10年)とした4日の東京地裁判決が確定した。検察、弁護側双方が控訴期限の19日午前0時までに控訴しなかった。

 判決によると、片山被告は2012年6〜9月、計6人のPCに遠隔操作ウイルスを仕掛け、PCから「飛行機に爆弾を持ち込んだ」とのメールを日本航空に送るなど計9件の犯行予告をした。被告が仕掛けたウイルスで、大阪府や津市などの男性4人が誤認逮捕された。【島田信幸】

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