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エルサレム市長 通り魔にタックル
2月23日 9時51分

エルサレム市長 通り魔にタックル
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中東・エルサレムの路上でパレスチナ人の男がユダヤ人をナイフで刺す事件があり、その場を通りかかったエルサレム市長がみずから男をタックルして取り押さえ、男は逮捕されました。

エルサレム中心部の市庁舎に近い路上で22日、パレスチナ人の18歳の男が通行人のユダヤ人の男性を突然ナイフで刺しました。
このとき偶然、現場を通りかかったエルサレム市のバルカト市長が、ボディーガードと共に犯人を取り押さえ、男はその後、警察に逮捕されました。
襲われた男性はけがをしましたが、命に別状はないということです。
監視カメラの映像には、男が信号待ちをしている男性を一回刺したあと、再び襲いかかるようなそぶりを見せ、白いシャツを着たバルカト市長がボディーガードと共に男の前に歩み寄ったあと、タックルして取り押さえる様子が捉えられています。
イスラエル軍でパラシュート部隊に所属した経験を持つ55歳のバルカト市長は、記者会見で「ボディーガードが銃を男に向け構えたところ、男がナイフを手放したので、すぐにタックルした」と振り返りました。
エルサレムやその周辺の地域では、イスラエルとパレスチナの緊張の高まりなどを背景に、去年以降パレスチナ人とユダヤ人双方による襲撃事件が相次いでいます。

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