産経WEST

大阪市中心部に新キャンパス 統合目指す府立大、市立大が構想 学生数は神戸大並みに 

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


大阪市中心部に新キャンパス 統合目指す府立大、市立大が構想 学生数は神戸大並みに 

 大阪府立大と市立大は23日、大阪市内で会合を開き、両大学を統合し、市内中心部にキャンパスを新設する基本構想を策定した。

 両大学によると、統合時期は未定だが、学生数は約1万6千人と、神戸大並みになる。国際交流の拠点として大阪市内に「グローバルキャンパス」を新設するとしており、場所はJR大阪駅北側の再開発地域「うめきた」2期区域を想定している。

 構想では、両大学の強みを生かし、少子高齢化による課題の解決や、人材育成に貢献すると明記。学校経営や教育行政について学ぶ社会人向け大学院のコース新設も盛り込んだ。

 両大学の統合をめぐっては、橋下徹大阪市長は当初平成28年4月の統合を目指していたが、25年に市議会が関連議案を否決し、その後、府市ともに断念した。26年から統合の在り方について両大学が再検討していた。

関連ニュース

【関西の議論】日本一構造が複雑で広大な地下街「梅田ダンジョン」の全容解明…大阪市立大が3D化、地震・津波時の避難対策に活用を

「産経WEST」のランキング