動物園実験:猫陶酔のマタタビ ライオンは反応なし

毎日新聞 2015年02月23日 13時17分(最終更新 02月23日 14時42分)

マタタビを見ても関心を示さないライオン=京都市左京区で2015年2月22日午前10時7分、宮川佐知子撮影
マタタビを見ても関心を示さないライオン=京都市左京区で2015年2月22日午前10時7分、宮川佐知子撮影

 「ニャンニャンニャン」の語呂合わせで「猫の日」とされる2月22日、京都市動物園(左京区)ではネコ科の動物に親しんでもらおうとイベントが開かれた。「『ネコにマタタビ』大実験」では、飼育員が猫の好物である植物のマタタビをライオンやトラなどにプレゼント。訪れた人たちは普段は見られない動物の反応に興味津々だった。

 市動物園には、ライオンやツシマヤマネコなど4種9頭のネコ科動物が暮らしている。猫はマタタビのにおいをかぐと、上あごにある器官がマタタビに含まれる成分に反応し、ごろごろと横たわるなど陶酔状態になる。実験では、ライオン▽アムールトラ▽ジャガーの大型3種の反応を試した。

 アムールトラの放飼場では、飼育員がマタタビの枝を置くと、大勢の見物客に囲まれオク(雄、4歳)は警戒気味で近づかなかった。同い年のルイ(雄)はゆっくりと近寄って行き、枝をかみながらプールに入った。見物客がじっと見入る中、場内の回りを何周もそわそわと動き回った。一方、ライオン2頭、ジャガー1頭は関心を示さなかった。

 動物園は「いつもと同じようにあまり変化はなかった。原因は分からない」としている。

 大阪府池田市から来た稲田佑希君(6)は「トラがプールに入っているのがおもしろかった。いきなり動き出してびっくりした」と動きをじっくり観察していた。【宮川佐知子】

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