はじめに
24 11月 2014, Posted by in 未分類
「女性お悩み相談室」運営 池内ひろ美からのメッセージ
いま日本はとても不確かな時代です。なかでも特に女性は生きづらいと感じることもあります。恋愛・結婚はどうしたらいいのか、出産はいつするのか、育児はどのように行うのか、それらの時期を決めることも女性に任されていますし、2020年までに指導的地位に女性が占める割合を30%程度とするとの政府方針が打ち出され、女性は社会での活躍も求められています。
そして、人間関係が広がり活躍する場面が増える過程では、残念ながらトラブルも起こります。
当サイトでは、私が過去20年以上3万5000件を超えるご相談をお受けし、解決してきた中からさまざまなことをお伝えします。解決なさった女性たちは今皆さま幸せな生活を送っていますが、ご相談に来所したときにはそれぞれ大変な状況に置かれていらっしゃいました。
恋愛のなかで、彼との関係がうまくいかない、彼が強要強制する、いわゆる「デートDV」の被害を受けてはいませんか。少し距離を置こうと離れたら彼がストーカー的になったり、「リベンジ・ポルノ」に苦しめられる場合もあります。
結婚生活ではどうでしょう。賃貸や購入した住居での不動産業者ともめることもありますし、近所に厄介な人がいて「隣人トラブル」に巻き込まれることもあります。子育てでは、10年近く義務教育を行うなかで学校等と話し合いが必要となる場合もあるでしょう。
助けてほしいと願っても夫は知らんぷりを決め込んで、妻一人で解決しなければならないことが多々起こります。
離婚となれば、それはそれは問題山積です。
仕事をまっとうしたいと努力しても、不当な給与減額や解雇を申し渡されることもありますし、セクハラ・パワハラ・マタハラを受けるだけでなく、女性管理職が増えるからこそ、部下を持つ立場としては女性から男性への「逆セクハラ」にも気をつけなければなりません。
仕事や家事の気分転換にとはじめたブログ、フェイスブックには、いわゆる「SNSトラブル」が潜んでいます。いわれなき誹謗中傷を受けることもあります。
恋愛や仕事、子育てに追われているうちに親は高齢となり、入院手術や看病介護の問題が日常的となり、いずれ「遺産相続」も行わなければなりません。
まったく「女性受難の時代」だと感じます。
でも、私たちは困難を受け止め解決していくことができます。受難はあっても、被害者とはなりません。そのために何が必要かといえば、知ること、情報を得ることです。
当サイトでは、女性が生活を送るうえで見舞われる可能性の高い法律トラブルをQ&Aで紹介し、あなたに役立つ情報を提供していきます。
現在進行形の「事件」もリポートしていきますので、ときどきのぞいていただき、闘っている女性に気持ちを寄せてくださいね。
理論武装のためではなく、あなた自身がご自身を守るため、適切な助けを得るため、心を強く持つために当サイトをお使いください。
男性を敵視することはありませんし、ましてや「女の敵は女」となるのはもうやめましょう。私たちは適切な情報交換をし、互いに支え合って、恋愛も結婚も子育ても仕事も、二択や三択ではなく「やりたいことを行いたいようにすべて行う」と強い意志を持ち、軽やかに穏やかに日々を送りましょうね。
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お悩みのトラブルがありましたらメールでお知らせください。
当サイトで事例としてご紹介する場合は、個人情報等は伏せて弁護士からのアドバイスを記載いたします。
また、個人的に弁護士への法律相談をご希望なさる場合または池内ひろ美への個人相談をご希望の場合は(いずれも有料相談)、その旨も明記してください。