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マイナンバー制度 「内容知らず」7割
2月23日 4時28分

マイナンバー制度 「内容知らず」7割
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国民1人1人に番号を割りふる「共通番号制度」、いわゆる「マイナンバー制度」の運用が来年から始まるのを前に、内閣府が制度の認知度などを調査したところ、制度の内容を知らない人が70%を上回っています。

年金の受け取りや納税などの手続きを簡略化するため、国民1人1人に番号を割りふる「共通番号制度」、いわゆる「マイナンバー制度」は、来年1月から運用が始まります。
これを前に、内閣府は先月、全国の20歳以上の3000人を対象に世論調査を行い、56%に当たる1680人が回答しました。
それによりますと、制度を知っていたか尋ねたところ、▽「内容まで知っていた」と答えた人が28%だったのに対し、▽「内容は知らなかったがことばは聞いたことがある」が43%、▽「知らなかった」が29%で、制度の内容を知らない人が70%を上回っています。
制度に期待することは何か複数回答で尋ねたところ、最も多かったのが、▽「社会保障、税、災害対策に関する行政機関の手続きが簡単になる」で51%でした。
一方、最も不安に思うことは何か聞いたところ、▽「個人情報が漏えいしプライバシーが侵害されるおそれがある」が最も多く33%でした。
内閣府は、「制度の運用開始まで1年を切ったが、知らない人がまだ多いので、広報活動をさらに強化していきたい」としています。

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