2015年2月23日09時37分
22日午後9時50分ごろ、茨城県鉾田市徳宿の農道付近で男性が胸を刺されたと、近所の住民から119番通報があった。男性は病院に運ばれたが、胸部を切りつけられており、死亡が確認された。県警は殺人事件として捜査している。
県警捜査1課によると、死亡したのは、中国籍で鉾田市徳宿、技能実習生の孫文君さん(33)。22日午後9時45分ごろ、中国籍で技能実習生の男性(32)と孫さんが鉾田市徳宿の農道付近を自転車で帰宅中、数人の男が2人を包丁のような物で切りつけ、車で逃走したという。
男性が近所の住宅に駆け込み、住民が通報した。男性は左肩に2~3週間の切り傷を負った。命に別条はないという。現場付近では、血痕のようなものが付いた包丁が見つかったといい、県警は事件との関連を調べている。
男性と孫さんは同居し、同じ農家で実習していた。ともに2年ほど前に来日したという。事件当時、2人は知人宅から帰宅する途中だった。現場は鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の徳宿駅から北東に約1キロの農村地帯。
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