「株式会社はてな」「Retty」に続きまして、行ってきたシリーズ第三弾は……グノシーやマネーフォワードといった話題のサービスのUI/フロントエンドまわりを手がけるデザイン会社「Goodpatch」です!
昨年(2014年)秋葉原から移転してきたばかりという渋谷のオフィスは、ヒトバデザインが手がけたこだわりの内装とのことで期待が高まります。前職(カカクコム)で同じチームだったエンジニアの平井さんがGoodPatchに在籍しているというので、早速遊びに伺いました。
オフィスの場所はJR渋谷駅からほど近く。代官山方面に6分ほど歩いたビル2階です。エレベーターを降りた瞬間漂うルームフレグランスの香りにそこはかとなくオシャレ感を感じます。ところでエレベーターホールにはなぜか非常に見覚えのあるリラックマが。(平井さんと一緒に転職してきたのでしょうか)
エントランスには両開きの大きな鉄扉。
ガラス窓からはソファーやバーカウンターが。
さらに卓球台まで見えます!
……どうやら降りるフロアを間違えたようです。ここは美容室かセレクトショップでしょうか。
……と踵を返すとそこにはGoodpatchのロゴと矢印が。
やはりここで間違いないようです。
それではオフィス紹介です
エントランスから入ってすぐのラウンジスペースはまるでカフェのようなコンクリート打ちっぱなし&スケルトン天井。とくにこの一角、いいですね〜。グッドパッチカラーに塗られた青い壁とソファー。たいへん居心地が良さそうです。フリーアドレス制で、好きなところで仕事が出来る模様。
それからバーカウンター的なスペース。ここも特徴的なポイントです。給湯室ではありません、バーカウンターです。コカ・コーラサーバーなども地味に羨ましい。欲しいです 笑。ハニカムになった木製ラックにはアングリーバードのぬいぐるみやのグッドパッチ関連グッズがディスプレイされています。
そしてひときわ目を引くのは……
バーカウンターの背後にGoodpatchのネオンサインが!
これにはテンション上ります。思わずヒューガルデン!とか頼みそうになっちゃいますね〜お酒飲めないですが。
そしてこちら。ただならぬ存在感で主張しているのがこの卓球台。元卓球部としてはスルーできません。普段はテーブルとして利用しているそうです。卓球台を囲んでのMTG…言葉のラリーが白熱しそうですね(適当)そしてプロジェクターのスクリーンに投影されているのはグッドパッチ謹製のプロトタイピング・ツール「Prott」の画面。Prottについては後述します!
またまた面白いものを発見しました。写真では分かりにくいですが、このライトはPhilips hueというスマートLED電球。いわゆるiPhoneのアプリでカラーを変更したり出来るアレです!うちの家にも欲しいですが、意外と高価なんですよね……
オフィスのいたるところにこうした企業ロゴをモチーフにしたオブジェがあり、遊び心を感じます。このロゴ、名前にあるようにパッチ=つなぎ合わせるという意味から、絆創膏のようにも見えるイメージになっているそうです。
ここはまるで子供のころに考えていたアジトとか秘密基地のような空間ですね。オシャレなんですが金に物を言わせた感がなく、文化的な雰囲気が感じられます。
良いオフィスは有能な人材のリクルーティングにも役立つそうですし、特に、グッドパッチの場合デザイナーが多いので、オフィスのオシャレ感はいっそう重要なんでしょうね。
おまたせしました、彼らが手がけるProttについて紹介します
ProttoとはGoodpatchが提供する、アプリやWEBサービスを開発するチームのためのプロトタイピングツールです。詳しくは公式サイトのムービーを見るのがわかりやすいのですが、手書きのラフや画像のラフを読み込んで、画面の遷移やインタラクションの設定を行うことで驚くほどサクっとプロトタイプが出来てしまいます。また、それを共有したり、プレゼンに活用したりすることもできるため、開発チーム間でのコミュニケーションも円滑に行うことが出来そうです。
作成したプロトタイプは実際にWEBブラウザや提供されているiPhoneアプリで動かすことができるので、企画書に書かれた画面遷移図では顧客にイメージが伝わらない場合などに、さっと見てもらう、あるいは操作してもらうといった活用の仕方も出来そうです。
アプリやサービスの制作フローに革命を起こしそうなプロダクトですね!
今日はこのProttのデザインを担当している小林さんとご挨拶する機会があったのでご紹介します。小林さんはGoodpatchの初期のメンバーとのことで、UIデザインのプロフェッショナルです。
そしてProttのエンジニア、平井さん。いつも通りキャッチーな装いでオシャレオフィスにしっくり馴染んでます。前職ではいろいろとお世話になりました!
↓こんな感じで、画面遷移とトランジション(アニメーション)を次々と試していくことができるので、チームでの打ち合わせもスピーディーに進行しそうです。なんと1プロジェクトの利用なら無料で始められます(制限あり)ので、企画、デザイナーは迷わずダウンロード!
帰り際に、もう一度オフィス見学しました
Prottの話をひと通り伺ったところで、ランチの時間に。
しかしまだまだオフィスには見どころが沢山あるというので駆け足で写真を撮ってきました。
こちらが社員の方のメイン・ワークスペース。卓上にはThunderboltディスプレイがずらっと並んでいます。Macユーザの平井さん大満足です。
ミーティングルームはガラス張りになっているようです。会議室はもうひとつあるのですが、そちらの写真を撮るのは忘れていました。。。
ちょっと離れた角部屋にもデスクが。ここは「集中するためのスペース」とのこと。
脚立のついたワークベンチは上部がホワイトボードになっており、アイデアをすぐに書き留めることが出来るそう。
さらにお土産としてステッカーと、Prott謹製プロトタイピング用ノートブックまでいただいてしまいました!
案内してくれた平井さん、いろいろとお話を聞かせてくれた小林さん、まりおさん、ありがとうございました!
メキシコ料理店でランチしてきました
その後代官山のアシエンダ・デル・シエロにてランチをご一緒することに。
サイバードさんなんかが入っているマンサードの9F/10Fにあるメキシコ料理店で、リゴレットとお同じ系列のオシャレなお店です。高層階で景色も良いので、暖かい時期にはテラス席もオススメです。
チキンファフィータという鶏ときのこをローストしたものを、トルティーヤでいただきました。平日なら食前酒とスープ、サラダ、ドリンクまでついて1,000円。コスパも良く、オシャレで使い勝手の良いお店でした!