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      汚染水流出で県が緊急申し入れ

      汚染水流出で県が緊急申し入れ

      東京電力福島第一原子力発電所の排水路で放射性物質の濃度が上昇し、汚染水が原発の港湾内に流出したことを受けて、福島県は22日夜、東京電力に対して原因の究明と汚染水の管理の徹底を求める緊急の申し入れを行いました。
      東京電力によりますと22日午前10時ごろ、福島第一原発の敷地内の排水路でベータ線と呼ばれる種類の放射線を出す放射性物質の濃度が最大で1リットルあたり7230ベクレルと通常の10倍以上に上昇していることがわかりました。
      これを受けて福島県22日夜、緊急に東京電力を県庁に呼び、説明を求めました。
      この中で東京電力の担当者は22日昼過ぎに排水路が港湾に注ぐ場所から、1リットルあたり3000ベクレルの放射性物質が検出されたとして汚染水が港湾内に流出したことを認めました。
      その上で、排水路の海側に取り付けたゲートを閉鎖したほか、排水路にたまった水は回収してタンクへ移送する対応をとったことを説明しました。
      これに対して福島県は▼原因の究明と再発防止策の構築を図るとともに▼港湾内や周辺海域の適切なモニタリングの実施や▼調査結果についての情報提供を徹底するよう求めました。
      東京電力によりますといまのところ汚染水のタンクや配管からの漏えいは確認されておらず、現在、処理設備の運転を止めて、排水路の放射性物質の濃度が上昇した原因を調べています。

      02月22日 23時15分