【釣り】

　三重県紀北町紀伊長島の海野漁港から１４日、久しぶりにイカメタルゲームに出た。２０１１年、日本海の若狭〜越前にかけての一部遊漁船で始まり、最初半信半疑だった釣り人も楽しい上に釣果も伴うとあっていつの間にか太平洋側にまで広まった釣りだ。私も当初から本紙などで紹介し、この釣りを広める仕掛け人の一端を担ってきた。この日はヤリイカにアカイカが交じって竿頭６０杯。産卵で接岸中のヤリイカは終盤の様相で、早めの釣行がお薦めだ。（2月23日 紙面から）

　気温の低さは相変わらずだが、日の出、日の入り時刻からは、もはや春近しを思わせる。そんな自然の変化を読み取っているのだろうか、ヘラブナ釣り場ではウキの動きが右肩上がり。いよいよ巣離れも近いようだ。茨城県取手市郊外にあるさくら湖も、ウキの動きが徐々に増えて好調とか。さっそく出かけ、地元の人に人気がある段差の底釣りを試してみた。（マルキユーテクニカルアドバイザー・戸井田祐一）（2月23日 紙面から）