岡林佐和、壱田和華子
2015年2月23日05時43分
全国の地方議会1788のうち、2割超にあたる379の市町村議会に女性が1人もいないことがわかった。町村では35%を超え、九州や東北で女性議員の少なさが目立つ。
統一地方選を前に、朝日新聞が1~2月、全国の都道府県議会と市区町村議会に1月1日時点の状況についてアンケートを依頼し、回収や直接取材によって全議会から回答を得た。
379の「女性ゼロ」議会は、市が49、町村が330。最も議員数が多いのは34人の愛媛県今治市議会で、議員数が20人以上の議会は22市町ある。
「女性ゼロ」議会の割合が最も高い都道府県は青森で51・2%。41・7%の福島、40%の奈良が続く。10位以内には青森、福島のほか山形、宮城と東北地方が目立った。
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