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最終更新:2015年2月23日(月) 1時9分

与那国島への自衛隊配備「賛成」が過半数

 日本で最も西に位置する沖縄県・与那国島への自衛隊配備の賛否を問う住民投票が22日に行われ、開票の結果、配備に「賛成」が過半数を占めました。

 住民投票は、防衛省が南西諸島の防衛力強化の一環として進める与那国島への陸上自衛隊・沿岸監視部隊の配備について賛否を問うものです。

 22日の投開票の結果、配備に「賛成」が632票、「反対」が445票で、賛成が過半数を占めました。住民投票に法的拘束力はありませんが、条例は町長と議会に対し結果を尊重するよう求めています。

 与那国町の外間町長は、引き続き、自衛隊配備に協力する考えを示しました。

 「結果が出て、非常に安堵しながら、今後は防衛局、防衛省含めて行政運営がスムーズにできると思う」(与那国町 外間守吉町長)

 配備予定地では去年4月から工事が進められていて、来年度末までに完了する計画です。(23日00:45)

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