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辺野古で基地移設反対の抗議集会2月23日 0時22分
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沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設先とされている名護市の辺野古で、3000人以上が参加した大規模な抗議集会が開かれ、海底のボーリング調査の再開に向けて進められている海上作業を中止するよう求めました。
名護市の辺野古沿岸部では、埋め立て工事の前提となる海底のボーリング調査の再開に向けて大規模な海上作業が進められていて、埋め立て予定地に隣接するアメリカ軍キャンプシュワブのゲート前では連日、抗議活動が続いています。
こうしたなか、移設計画に反対する県選出の国会議員や県議会の各会派が中心になって、22日午後、現地で大規模な抗議集会が開かれ、主催者の発表で3000人以上が参加しました。
集会では、名護市の稲嶺進市長が「作業を強行する国の強い力に対抗するには県民が団結するしかない。心を1つにして、沖縄の民意を突きつけていこう」と述べました。
また、参加者全員で「作業の強行をやめろ」などとシュプレヒコールを上げ、海上作業の中止を求めました。
一方、22日午前中には、ゲート前で抗議活動をしていた市民グループのメンバー2人が基地の敷地内に立ち入ったとしてアメリカ軍に拘束され、その後、身柄の引き渡しを受けた警察に、基地への立ち入りを禁じた刑事特別法違反の疑いで逮捕されました。
名護警察署の前にはおよそ300人が詰めかけ、「仲間を返せ」などと抗議の声を上げました。