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与那国島 自衛隊配備に賛成が多数
2月22日 23時00分

与那国島 自衛隊配備に賛成が多数
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日本最西端の沖縄県の与那国島で、政府が進める陸上自衛隊の配備計画への賛否を問う住民投票が22日行われ、配備に賛成する票が反対を上回りました。

与那国島では、政府が南西諸島の防衛体制を強化するため、陸上自衛隊の150人規模の沿岸監視部隊を配備する計画を進めていて、この計画への賛否を巡る住民投票が22日行われました。
住民投票は、中学生以上の未成年や永住外国人を含む与那国町の住民およそ1300人が対象で、開票の結果、自衛隊の配備に賛成が632票、反対が445票で、配備に賛成する票が反対を上回りました。
投票率は85.74%でした。
住民投票の結果に法的な拘束力はありませんが、町の住民投票条例では、町長と議会に対し結果を尊重するよう求めています。
住民投票の結果について、計画を推進してきた与那国町の外間守吉町長は記者団に対し、「非常に安どしている。今後は行政運営がスムーズにできると思う。400人以上の反対の人たちの気持ちも察しながら、島づくりにまい進していきたい」と述べました。
また、中谷防衛大臣はNHKの取材に対し、「与那国島は日本の西端に位置する国境の地で、国土・国民を守るため部隊配備は極めて重要であり、今回支持を頂いたことをうれしく心強く思う。部隊配置に向けて計画を着実に進めていきたいと思っており、町民の皆さんには引き続きご協力をお願いしたい」と述べました。

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