パチンコ店で女性店員のスカートにカメラ機能付きスマートフォンを入れたとして、愛知県警は22日、県迷惑防止条例違反の疑いで、豊田署生活安全課の警部補鈴木英志容疑者(49)=同県豊川市=を現行犯逮捕した。「動画を撮影していたが消した」と供述しているという。県警がスマホのデータを解析し調べる。
逮捕容疑は22日午後1時10分ごろ、同県豊川市のパチンコ店で、20代の女性店員のスカートにスマホを差し入れた疑い。
県警によると、鈴木容疑者が不審な動きをしていたため男性店員が警戒していると、スマホを差し入れるのを目撃。店外に逃げ出したところを取り押さえた。鈴木容疑者はこの日非番だった。
大江英生首席監察官は「警察官がこのような事件を起こし、被害者におわびする。捜査の結果を踏まえて厳正に対処する」とコメントした。(共同)