もう悩まない! 食べ物ではじめるニキビ予防
大人になっても、ちょっとした体調の変化でニキビができてしまう方も多いのではないでしょうか。普段からニキビ予防対策をしていますか? 特に女性は、ホルモンバランスの乱れやストレス、無理なダイエットなど、ニキビの原因を抱えがち。精神的に疲れているときにニキビまでできると、気分がますます落ち込んでしまいます。そこで、今回はニキビの原因になる食べ物をご紹介します。チョコレートなどの甘い物がニキビを引き起こすことはよく知られていますが、実は身近な食材にもニキビの原因が潜んでいます。毎日の食べ物に少し注意しながらニキビ予防を心がけて、ニキビのストレスとサヨナラしちゃいましょう!
ニキビってどうしてできるの?
ニキビは、一般的に必要以上に分泌された皮脂が毛穴に詰まり、炎症や角質異常を起こした状態のものをいいます。特に、顔にできると、一刻も早くどうにかしたいものです。ニキビは、外的な要因でできる場合もあります。例えば、髪の毛が肌に当たって汚れが付着し毛穴をふさいでしまったり、メイクの洗い残しが毛穴に詰まったり、逆に洗顔のしすぎで必要な皮脂まで奪われて乾燥してしまうことで発生する場合もあります。また、体になんらかの異常があるというサインでもあります。積み重なるストレスや睡眠不足、偏った食生活などがホルモンバランスを崩し、ニキビを招いてしまうことも少なくありません。
このように、ニキビは生活習慣と深く関係しています。今回は、そのなかでも「食生活」に注目して、ニキビを引き起こしてしまう食べ物をご紹介しながらニキビ予防について考えます。
要注意!ニキビの原因になる食べ物たち
ニキビをつくらないためには、ヘルシーでバランスのよい食生活を心がけることが大切です。そこで、ニキビ予防のために避けたい食べ物をご紹介します。
◎炭水化物
甘い物や油物がニキビによくないということは、ご存知の方が多いと思います。糖分や脂質は脂肪になったり、余計な皮脂になったりして、ニキビを作ってしまいます。では、炭水化物はどうでしょうか? ご飯、パン、麺類など、毎日の食事に欠かせないものですが、これらは胃の中で分解されて糖分に変わってしまいます。そして、その糖分が皮下脂肪となり、ニキビの原因を作ってしまうのです。
また、糖分が代謝されるときにはビタミンやたんぱく質も使われています。この肌にとって大切な2つの栄養素自体も消費されるためニキビや肌トラブルを誘発してしまうそうです。しかし、炭水化物を摂らないと不眠症や便秘の原因にもなるとも言われており、この症状もニキビの原因になってきます。
白米に比べ糖分に変化するスピードが遅い玄米や十五穀米を選んだり、炭水化物を摂取する量を調整するなど、また代謝に必要なビタミンやタンパク質も適度に摂りながら、バランスのよい食事を心がけましょう。
◎辛い物
唐辛子がたっぷり入った辛い食べ物は、刺激が強く、内臓に強いストレスを与えてしまいます。もともと自然を生かした和食を摂っていた日本人が、食べ慣れない辛い料理を食べることで、内臓に負担がかかり、ホルモンバランスが乱れニキビの原因となると言われています。また、血行がよくなりすぎることや汗をかくなど皮脂の分泌の促進もニキビの原因になるため、注意が必要です。
自分の体をしっかり知ろう!
この他にも、ファーストフードやレトルト食品は体内で活性酸素が増えてニキビを悪化させてしまうなど、ニキビに悪影響の食べ物はあります。個人差や体調によっても変わってくるので、ある食べ物でいつもニキビができてしまうと気づいた場合は、その都度書き留めてリストを作り、注意するとよいでしょう。
食べ物に注意してきれいな素肌を
ニキビがあると、外に出ることすら憂うつになったり、メイクがうまくできなかったり、ついついネガティブになりがちです。自分の体に合った食べ物をとって、体や心にストレスをかけない毎日を過ごすことがなによりのニキビ予防。ニキビができないような食生活を心がけ、きれいな素肌を手に入れましょう。