もう時差ボケにならない?カナダで開発中のすごい薬

 

Update : 2015.02.08

飛行機で日付変更線をまたいだり、長時間のフライトの場合、体内時計がくるってしまい、不眠や食欲不振などの症状が数日間続いてしまう場合もあります。せっかくの楽しい旅行も体調不良では楽しむことができません。

【時差ボケってなぜなるの?海外旅行が台無しにならないための「時差ボケ対策」】

カナダの大学では、そんな時差ボケを起こさせない夢のような薬を開発中とのことです。すでに16人の海外旅行者や夜間勤務の人に行った実験では、効果が表れているそうです。この薬は、体に「夜を昼」「昼を夜」と思いこませることができる効果を持っているため、外の環境に影響されずに、1日の体内時計を保つことができるというものです。

Nicolas Cermakian博士によると、「動物実験の結果、脳にある体内時計が、内臓に信号を送っているため、この体内時計が狂うことで、内臓機能の低下を引き起こしてしまう。そこで、この体内時計とそ子から送られる信号をコントロールすることで、内臓機能の低下や体調不良を防ぐことができる」とのことです。

この薬が完成したら、人々の眠りの質が改善されて、社会に大きな影響を与えるだろうと研究チームは話しています。

しかし、この薬はまだまだ開発が始まったばかりなので、完成までは時間がかかりそうです。

参考:
New pill may end jet lag forever
http://www.news.com.au/travel/travel-advice/new-pill-may-end-jet-lag-forever/story-fn6yjmoc-1227190646387

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