(ナレーション)「プレバト!!」最強講師陣が芸能人の才能を徹底査定!まずは新企画…。
そば好きが公じて自らこだわりのそばを打つ芸能人5人が参加。
出来上がったおそばがこちら。
(柴田)わっ!創業130年そばの名店がまさかの評価を!名人が絶賛!
(浜田)柴田さんなんで自分でそばをやるんですか?自分で打ったそばのうまい事と言ったらもうこの世のものじゃないですよ。
(コバヤシ)「この世のものじゃない」。
マジですか。
(市川)打ちたてねやっぱりね。
(柴田)それでやってああ〜よかったとか…。
たまには失敗しますけど。
そんな簡単にできます?
(梅沢)簡単にはできませんよ。
(笑い)いやまあここまで熱あると後ろの3人は…おそばは別にね…。
(コバヤシ)おそばは好きですよ。
しょっちゅう食べますし。
若村さんどうですか?
(若村)私実はね
(一同)ええ〜!
(若村)私もそこ入りたいぐらいそば好きです。
だからなるほどね。
柳さんどうなの?あなたおそばは。
(柳)私まず
(一同)あははっ!いやいいですいいです。
そらそうですよね。
(コバヤシ)そばに違いがあるかどうか。
いやいいいい。
(一同)あははっ!ちょっと!実は現在新しい趣味として町の教室では中高年の方を中心に生徒であふれ書店には数多くのそば打ち入門書が並ぶ。
今回は無類のそば好き5人がそばにこだわりを込める。
そばの査定に当たる名人は…。
創業130年老舗そば屋「神田まつや」の6代目。
文豪や落語家など数多くの食通の舌を満足させてきたのがこのもりそば。
細く長いそばを甘辛なつゆで頂く江戸前風。
(柳・スタジオ)あっおいしそう!
(若村・スタジオ)おいしそう!その確かな味は全国的にとどろき…。
一生に一度は口にしたいと1日800食が売れる老舗「まつや」はこう呼ばれている。
そして伝統を守り抜くそば打ち歴26年小先生の確かな腕。
それは5人のうち誰なのか?まずは今回柴田が目指す理想のそばは…。
香りといいかなと思います。
自分好みのそばを求め早速そば打ち開始。
工程は大きく分けて4段階!まずはそばの材料はたったの3つ。
名人のお手本を見てみると…。
そば粉だけでは生地は固まりにくいのでつなぎとして小麦粉を混ぜ更に水を加えるのですが…。
大切なのは水の量。
水が多いとベチャベチャ。
逆に水が少なくても固まらず共にそば生地にはならない。
水の量が適切なら粉は程よくまとまっていきます。
続いて第2段階は粉を練る。
まとまった粉を練るように丸めるを繰り返します。
これにより粉と水がまんべんなくなじんでムラのないそば生地が出来上がるのです。
更に分厚い生地を均等に延ばしていく。
この作業を5分も続けると…こんなにもそして最後は最も大事な工程生地を均等に切る。
使うのはこのそば専用の包丁。
刃渡り30センチ!力が全体に伝わり大きいそば生地を一気に切る事ができます。
好みの細さに切ってそば打ちは終了。
さあ柴田はこの工程をどうこなすのか?ちなみにそばの
(柴田)だから一生懸命
(浜田・スタジオ)何を言うてんねん。
(一同・スタジオ)あははっ!更にのどごし重視という事で柴田は細めのそばにこだわった。
これは私思います。
その出来上がりがこちら。
(市川・スタジオ)あらら。
これはいいわ。
(梅沢・スタジオ)なかなかじゃない。
柴田さんポイントは?
(柴田)やっぱりそば粉を多くして作ったんですごく形にするのが難しかったんです。
いや〜これはどういうふうな結果出るんでしょうか。
それでは査定。
そば打ちの神様・小先生は柴田のそばをどう評価するのか?今回の査定はそば打ちの段階まで。
茹で方やつゆは小先生の方で同じ条件を用意。
なお公正を期すため誰が打ったそばかは伝えていません。
まずは…。
つゆにつけずにひと口。
(浜田・スタジオ)険しい顔やな。
(柴田・スタジオ)怖いなぁ。
そして…。
つゆにつけてひと口。
(浜田・スタジオ)人がそば食うてるのずっと見とかな。
(一同・スタジオ)あははっ!柴田が丁寧に打ったこのそばの査定は果たして…。
(浜田・スタジオ)おっ!
(柴田・スタジオ)おお〜!柴田理恵才能アリ!柴田のそばはどこがよかったのか?いやなかなか
(小)ここまで細いそばを打とうという意識ってなかなかできない事かなと思いますので。
小先生が評価したのはそばが…。
右が小先生の切ったそば。
柴田のそばは先生と比べても遜色なし。
それどころか柴田の方が細くさえ見えるほど。
主婦として日頃から包丁を扱う柴田。
(浜田・スタジオ)こんなん俺もできるよ。
そう柴田のそばは細いのでのどごしが良い。
高評価で才能アリ柴田の順位は意外にも4位。
実は柴田のそばには大きな落とし穴が。
柴田のそばの残念だったところは…。
ものすごくだけれども
(小)これがもうちょっとだけ太く打てたらほんのちょっとですよ柴田のそばは細すぎた。
そばは香りが命。
細いながらもある程度の太さがないとそれが伝わらない。
先生のこそベストな細さであった。
ちなみに先生のそばを測ると幅1.51ミリ。
柴田が打ったそばよりも0.25ミリだけ太かった。
これが細すぎると香りが泣く。
すすったときに鼻腔をくすぐる心地いい香り。
その醍醐味が味わえなくなってしまいます。
いやすごいですね。
柴田の上に3人もいるハイレベルな争い。
果たして1位は誰なのか?注目はそば同様日本の大衆に古くから愛されてきた2人の…。
まずはおそばほんとにその妖艶な姿に魅了される女性も多い歌舞伎界女形の華・市川春猿。
そんな春猿が作るそばは…。
皆さんもよく聞くでしょうこのこれを二八そばと呼びます。
江戸時代から食べられてきた最も一般的な配合のそば。
目指すのはのどごしのいい江戸前の二八そば。
(市川)しっかりとした生地を目指し
(梅沢・スタジオ)上手上手。
(柴田・スタジオ)上手。
慣れてる。
のどごしよくするために精一杯の力で生地を延ばした春猿。
出来上がったおそばがこちら。
(一同・スタジオ)おお〜!
(若村・スタジオ)これいいんじゃない?
(浜田・スタジオ)なるほど。
春猿さんこれポイントは?
(市川)やっぱり…。
(市川)細くしたいのとやっぱりね芝居でもよく出てくるし「歌舞伎座」の近くでしょっちゅうおそば食べてるのでそのぐらいを意識してね。
なるほど。
果たして小先生の評価は?とにかくのどごしを追求した春猿の江戸前そばの査定は?市川春猿才能アリ。
春猿のそばはどこがよかったのか?このそばは
(小)これぐらいの細さでちょうどいいと思います。
すごいよく出来てます。
ちょうど良い細さでのどごしのよさを評価された春猿のそばは細すぎず程よい太さでそばの香りも立ち高評価。
しかし…実はたった一つだけ江戸前そばの大事な要素が欠けてしまっていた。
春猿のそばのダメだったところ。
(小)それは…。
先生が打ったそばと比べてみても確かに春猿のそれが「うどん一尺そば八寸」とは古くから伝わるそばが一番食べやすい長さを表したフレーズ。
八寸は24センチ。
そばがこれより短いとズズッと吸い上げる江戸前の風情も失われてしまうのです。
では…。
そうすると春猿のそう汗をかくほど生地を練った春猿だったが少々時間をかけすぎて生地が乾き短いそばになってしまった。
入念にそばを延ばした春猿。
かかった時間は25分。
この余分な5分が命取りとなった。
ただそばの風味はしっかりしてて才能アリの第2位。
残るは3人!春猿を超えるそばを作ったのは誰なのか!?だから…。
そういう事ですね。
春猿ちゃん何言ってるの。
私が1位に決まってるでしょ。
いやそれはないでしょ。
あなたは時間かけすぎなの。
(市川)はいはい。
(笑い)続いてはそんな白石が作るこだわりのそばは…。
ゆずきりそばを作るうえで一つ大事な基礎知識が。
そばには2種類ありそば粉の香りが味わえる通常の二八そば。
もう一つは更科粉を使う更科そば。
更科粉とはそばの実の中心を製粉したものでそばの香りは控え目で食べやすい。
通常のそば粉と比べて白く上質な味わいが楽しめる。
そのため茶そばやわさびそばなど香りを練り込む変わりそばには更科粉が合う。
今回白石はこの更科粉を使いすったゆずを入れて香りを付けたゆずきりそばを作る。
なんかすごく生地の段階で今までのそばとは見た目の異なる仕上がり。
白石美帆の自信のそばがこちら。
(若村・スタジオ)きれい。
(一同・スタジオ)おお〜!
(コバヤシスタジオ)ええ感じじゃないですか。
(浜田・スタジオ)確かに。
白石さんポイントは?
(白石)ゆずきりそばなので…。
(白石)香りを大事にして口に入れた瞬間に…。
(白石)打ちました。
なるほど。
さあどう評価されるんでしょう?果たして小先生の評価は?まずは…香りを確かめる。
今回唯一変わりそばに挑んだ白石の評価は?白石美帆才能アリ。
白石のそばはどこがよかったのか?つゆをつけずにもうひと口食べた先生は…。
(小)
(小)どちらかというとでも頑張ってらっしゃるかなと。
難度の高いゆずきりをうまくやり遂げた事が高評価。
実は変わりそばの中ではよもぎなど食物繊維の強いものは生地としてもつながりやすい。
一方水分を含み繊維質の少ないゆずは生地がつながりにくくなるのだが…。
白石は丹念にゆずと生地を練り合わせていた。
ちなみに誰が作ったのか先生に見てもらうと…。
あははっ。
しかし白石のそばに1点だけミスがあった。
難度の高いゆずきりそばを作った白石は才能アリ。
しかし白石のそばにはこれだとおそらくほとんどゆずの香りは残るのか?実際につゆにつけてみると…。
やっぱり今回白石が入れたもう少し500グラムのそば生地に対しては20グラムのゆずがベスト。
たかが5グラムされど5グラム。
このわずかな差で味に大きな違いが出るのがそば打ちの世界。
変わりそばの…。
ゆずきりなどの変わりそばの場合つゆに負けないしっかりとした香り付けをするのがコツ。
という事で白石美帆は才能アリの第3位。
残るは梅沢富美男と元大関・千代大海佐ノ山親方の2人。
そば打ちの神様をうならせたのは一体どちらのそばなのか?まずは自分のこの伝えていきたいと思います。
現役時代は突きと押しいわゆる電車道で大関まで昇り詰めた親方。
そば打ちに突きの強さが武器にならないわけがない。
(スタッフ)
(佐ノ山)張り手は計った事あるんですけど1600キロとか1700キロ。
そんな佐ノ山親方が作るそばは…。
作りたいと思います。
親方が作るのはそばの実の中心部分だけを使った真っ白な更科そば。
食べてるんですけど。
親方が言う「更科さん」とは東京・麻布十番にあるそば屋「更科」。
(佐ノ山)コシがあってきれいな白いそば。
見てもおいしそう。
食べてもほんとにおいしくてのどごしがいい…。
目指すはそば打ちには欠かせない最高のパワーを持つ佐ノ山親方は…。
一方
(浜田・スタジオ)絵面が腹立つ。
まあ要は…。
そんな梅沢が目指すそばは…。
梅沢が作るのは小麦粉2割そば粉8割の王道…。
一番好きなのはうちのおふくろの青森県藤崎町にあるそば屋があるんだけどね。
このそばがうまい。
(梅沢)そば粉がいい。
そこのまたね天ぷらもおいしいのよ。
おそばってのはのどごしで味わう。
料理の腕前は料理本を出すほどの実力の持ち主。
料理人としてのプライドを懸け今回は
(梅沢)これもねまあ春猿ちゃん知ってると思うけど。
お船の櫓…船を漕ぐやつね。
あれを漕ぐように。
あれも…。
どの査定でもうんちくだけは一級品の梅沢だが今回こそは果たして…。
これ親方どうですか?今の…我々ちょっと期待はしますよ。
(佐ノ山)期待持てますかね?
(コバヤシ)様になってましたよ。
(柴田)っていうかなんか
(梅沢)なんでよ!なんで…それ失礼じゃない?
(柴田)絶対親方に勝ってほしい。
(一同)あははっ!いきましょう。
そば打ちの才能アリ第1位はこの人!さあ来い!来い!さあどっち?梅沢富美男!
(一同)ああ〜!
(コバヤシ)あははっ!
(柴田)なんか悔しいね。
うそ〜。
なんで…
(枡田)親方以上にがっかりされていましたけれども。
惜しくも凡人という評価の佐ノ山親方の更科そばがこちら。
ややうどんに近い残念ながら先生の更科と比べるとやはり凡人。
(小)やっぱり
(小)どうしてもそばの香りがほのかな実の中心部分で作る更科そばは香りよりものどごしを楽しむもの。
そのため二八そばよりも細めに打つ事が鉄則なんです。
では親方のそばはなぜこんなにも太くブツブツと途切れたものになってしまったのか?親方のそばのダメなところ。
根本的にでもやっぱり水分がたりないまま力で押し通した結果生地が乾き茹でると切れて長さがバラバラのそばになってしまった。
一方こちら!
(コバヤシスタジオ)梅沢さんこれお見事じゃないですか。
(梅沢・スタジオ)見事な…あっぱれよ。
これが才能アリ第1位梅沢富美男の二八そば。
そばの最初のポイントはその長さだが…。
(梅沢・スタジオ)ほらご覧なさいよ。
しっかり…。
その味は…。
(小)のどごしもよくやっぱり細さがしっかり細く切れて包丁も割合均等に切れてますし長さがすごく出てますので…。
(一同・スタジオ)ええ〜!適度に細くそして長くのどごしのある梅沢のそば。
小先生もパーフェクトに近いと大絶賛。
誰が打ったのか先生に見てもらうと…。
いやすごいですね。
ほんとに…。
という事でそば打ち査定第1位は梅沢富美男でした!
(若村)すごい!
(梅沢)どうも。
続いては今話題の毒舌先生による劇的俳句添削!この1枚の写真。
(夏井)「菜の花とバス停」です。
バス停にまつわる人間ドラマをイメージするなど豊かな発想力と的確な表現力で春の一句を詠んでいただきます。
では何位から見ていきましょうか?もう凡人片づけます?
(梅沢)そうしましょう。
ちょっと見といてもいいような気がします。
凡人第3位はこの人!いやもう上等でしょ。
そうですね。
さあ誰?さくらまや!
(一同)おお〜!
(コバヤシ)この若さで。
(市川)すばらしい。
これはすごい。
高校生より下に5人おるっていうことになりましたよ。
(さくら)演歌歌手ってことで演歌の心歌ってますし頑張りたいと思ってます。
それでは早速さくらまやさんの作品見てみましょう。
(梅沢・スタジオ)かわいらしい。
まやちゃんこれはどういう気持ちで?
(さくら・スタジオ)「春の風」っていうのは菜の花の香りがその風に乗ってやってきたっていうので「昼下がり」っていうのは春の寒い風じゃなくてあったかいよっていうホワホワってしたのを表してるんです。
なるほど。
(さくら)で帰りに…。
(一同)あははっ!
(コバヤシ)ええやないですか。
いいじゃない。
聞きましょうよ。
先生〜!
(夏井)いや〜高校生?
(夏井)すごい。
大したもんですよねこれは。
まず褒めたいところがいくつかあるんですけれども「春の風」が季語ですよねそれからでこの「制服」っていう言葉でここに人物が見えてくると。
(夏井)ここは十分褒めることができますね。
ただねやっぱ惜しいところはありましてもうちょっとだけ皆さんなんかわかります?これ。
(コバヤシ)まやちゃんやから例えば
(笑い)そうですね。
すみません。
(夏井)例えば「制服」って言い方だけだとわからないじゃないですか。
ああ〜なるほど。
「セーラー服」でもいい…。
(夏井)もちろん。
ここが「セーラー」になったらいいのね。
「セーラー服」にしただけで
(夏井)ただ上五で「昼下がり」時間を表現するのに「制服」を「セーラー服」にしたらより具体的な表現になったが2音増えてしまった。
先生はここからどうするのか?これここに「春」っていう言葉が1つあるのでこれこっち持ってきて「春の昼」と書いて春昼。
(夏井)春の昼で「春昼」。
これで「春昼や」ってやれば昼下がりで春だっていう時間の情報が一発で入るわけ。
(一同)はあ〜。
「春昼やセーラー服をゆらす風」。
(コバヤシ)なるほど!
(夏井)こうすると春昼という春のお昼の光景ですよ。
そしてセーラー服をゆらす風が今吹いてきましたよと。
プリーツだとかそこに風が集まる感じがしますね。
なるほど!「制服」を「セーラー服」に変えると描かれる人物像や情景がより鮮明になります。
今夜は鬼気迫る演技を見せる女優の鬼・若村麻由美に…。
更に…。
はい続いては…。
いやもう下へ行きます。
まやちゃんの下。
凡人第4位はこの人!もうここへ入ってればいいんじゃないですか?うわ〜!ここへ来て白石美帆。
55点です。
どうした白石。
(一同)あははっ!
(白石)いや〜悔しいですね。
ちょっと見てみましょうか。
どういう気持ちで?
(白石)あの…これは春になってこれから上京していこうという人間がバスに乗り込んで車窓からは菜の花の畑が広がっていてそして山を見ると春の明るい色になっていてまやちゃんどうですか?この人
(一同)あははっ!いやでもほんとに自分ほんとに子供っぽいなと思いました。
ああ〜なるほどね。
(一同)あははっ!先生〜。
(夏井)白石さんのだったんですね。
そうなんです。
(夏井)今回とても惜しかったですね。
何がもったいなかったかっていうとこの「希望」っていう言葉なんです。
「車窓」で映像がちゃんと出ててえっそうなんですか?そうなのよ。
(笑い)
(笑い)これがちゃんと季語だってわかってんのも偉いでしょ?勉強しました先生。
これがもったいないのね。
なるほど。
「希望」を別の言葉に置き換えると情景が浮かぶ一句に変身!皆さんならここにどんな言葉を入れますか?情景が伝わりづらい白石の俳句。
皆さんなら「希望」の代わりにどんな言葉を使いますか?これがもったいないのね。
なんでもったいないかっていうと「希望」っていうと格好よく一句出来ちゃうんですけれどもそこで何かこの人が見たり聞いたりしてるから希望があふれてるなっていうふうに感じられたわけですよね。
だからここで
(夏井)今のお話だと上京していくときの希望というふうなお話でしたけれどもその「あふるる声や」って入れてみましょう。
「車窓からあふるる声や山笑う」っていうふうになりますね。
そうすると窓から声があふれているんだからでしかも春の山が笑って応援してくれてるようだっていうわけですからこの声上げてる人たちはなんでこんな楽しそうなんだろうって…。
(夏井)こういう展開ができると一挙にポ〜ンと才能アリにいきますね。
いや〜白石さんこれ惜しいやんかあそこ1つ。
(白石)そうですね。
(一同)あははっ!
(コバヤシ)ばっさり。
(白石)はい。
「希望」という見えないものではなく誰もが情景が浮かぶ言葉を使って「希望」を伝えましょう。
続いて第5位を発表。
残念ながら凡人査定になってしまったのは…。
柳ゆり菜!53点です。
NHK朝の連ドラ「マッサン」で劇中のポスターモデルを務めたことが話題の柳ゆり菜。
これ実際これと似たような写真がほんまにあったんでしょ?そうですそうです。
それを基にして…。
才能アリには届かなかった
(一同・スタジオ)ああ〜。
柳さんこれどういう気持ちで?
(柳)通学路のバスを使う学校で好きな男性がそのバスを待っててで私はそこまであと三歩の距離で
(柳・スタジオ)もどかしいというか…。
(コバヤシ)「乳ゆれる」じゃダメなの?おい!もう台なしだから〜!こら!これね
(夏井)何かっていうとこれが定石の一つなんです。
で「バスまつきみまで」でここで8音になってるのね。
これをもうちょっとだけ上がるわけですね。
なるほどね。
(夏井)ここの「まで」ってやつを…。
どうしたらいいかわかります?
(市川)「へ」だ「へ」。
「に」。
「に」「へ」。
なんかバラバラ言ってて…。
(一同)あははっ!おお〜。
「バス待つ君へ」ってやったら…。
(夏井)それならば中七をちゃんと7音にした方が絶対得だっていうことです。
ただね本人に聞かないといけないんですが季語はこれですね?
(柳)はい。
(一同)へえ〜!
(夏井・スタジオ)ですから「花ゆれる」って言うともうこれは桜の花がゆれているっていうそういうことになっちゃう。
じゃあ…。
(夏井)そのとおりです。
ハッキリこれはもうここがぁ〜っと消して「菜の花」。
「菜の花や」ってここで大きく切ると。
こうなったときに菜の花っていう季語はどういうふうに得になってくるかっていうと
(夏井)そこら辺もいいしなるほどね。
俳句は特に真ん中のリズムが崩れると句全体に影響を及ぼします。
そして最後の凡人6位は…。
ここまで入ってれば…。
はい春猿さん!50点です。
(コバヤシ)春猿さん6位っすか。
危ない!危ない!さあ作品見てみましょ。
(笑い)まず春猿さんどういう気持ちで?
(市川)まあバス停で誰か思い人が立っていてそこの情景をパッと見たときに後ろにはバァ〜っと菜の花畑が広がっているぞと。
(浜田・スタジオ)先生!はい。
この「菜の花や」っていう
(夏井)ですから
(笑い)この「や」の位置を変えるだけで映像が作りやすくなりますね。
なるほど。
実はこの俳句言葉の順番を入れ替えるだけで才能アリになるのです。
皆さんならどの言葉から始めますか?実はこの句言葉の順番を入れ替えるだけで才能アリの句になるのです。
あの…すみませんけど惜しいというのは?「野辺に」って…。
解説はいいって。
あははっ!先生に聞くから。
なっちゃんもおんなじこと言うと思うよ。
これ逆に「菜の花や」を頭に持ってくればいい。
いやそう思ったの。
そう思ったんだけど…。
で持ってきて「君待つ野辺にバス停で」。
ああ〜…。
言葉っていうのはね考えて…。
(一同)あははっ!これが果たしてどうなのか?っていうことですけども。
2点上がるだけやん。
(夏井)その程度。
あんまり変わらないですね。
そういうことですね。
(夏井)正しいのはせっかく今回の写真はあの「バス停や」。
こうするとまずバス停のあのこんな円っこいやつの大写しな感じになりますね。
もうこっから菜の花にいっちゃいましょうよ。
「菜の花の」…。
「菜の花の野に君を待つ」と。
(一同)はあ〜…。
(夏井)こういうふうにするとまずバス停のカットだけが映ります。
で菜の花の野がずっと広がってそこにたたずむ人物。
君を待っている人物が映ると。
なるほどね〜。
(市川)なるほど〜。
この俳句の主役にすべきは「バス停」。
そんな主役の言葉に「や」を付けるとその言葉を際立たせることができるのです。
これで凡人は終了。
残るは全員…。
さあこれで凡人がすべて埋まりました。
(柴田)嫌だ〜。
あとは才能アリかナシか。
あははっ!
(梅沢)恥ずかしいでしょ1位にならないと。
このメンバーで1位になれなかったらこれ…なんか今までおまけみたいなもんじゃない…。
ふふっ春猿さんが…。
その顔やめなはれって。
さあそれでは何位にいきましょうか?いやこれはもうすみませんけども才能ナシの7位をまずは…。
はい。
いきましょう!才能ナシ第7位はこの人!さあ誰!?若村麻由美!35点です。
(コバヤシ)35点。
何が起きていたんでしょうか?こちらご覧ください。
(市川・スタジオ)これ何?
(浜田・スタジオ)何?これ。
(コバヤシスタジオ)唾吐いた。
(浜田・スタジオ)これすごいな。
若村さんこれどうしました?私ね苦い味が好きじゃなくて…。
(若村)この春に。
で食べたら…。
いやいやいやいや…。
(一同)あははっ!男でも作らないでしょこれ。
(一同)あははっ!先生〜!
(一同)あははっ!スゴいですよね!いやいやほんまに。
あははっ!ほんまびっくりですね。
でしかもこれあははっ!だって…そうですよね〜。
(コバヤシ)確かに。
(夏井)だからこれ「ペッ!」生かしたいなとは思うんですけどね…。
「ペッ!」から始めましょう。
(一同)ええ〜!どうせ汚いんですから「ペッ!」から始めましょう。
(笑い)「ペッ!」から始めて「ほろ苦い」ここ口語になってますが「ほろ苦し」って文語の言い方にしてみます。
「ペッ!ほろ苦し」。
こうなると「ペッ!」という汚い言葉を「ほろ苦し」というこの言葉が受け止めるので
(笑い)
(夏井)このあとですが「もろともに」って言いたいのはわかりますけれどもこれどう考えても音数足りなかったから「もろともに」って入れたっていう
(夏井)「菜の花も恋も」と。
(若村)ああ〜。
「ペッ!ほろ苦し菜の花も恋も」。
終わり。
あははっ!あははっ!さあ残るは三人。
1位2位最下位。
うわ〜もう絶対ダメだ。
(市川)あははっ!
(笑い)いやじゃあもうここはね最下位もう見るか。
だいぶ苦しそうですしね。
そうやね。
もう早く決着つけたいでしょ。
いきましょう。
才能ナシ最下位この人!ケンドーコバヤシ!15点です。
うそでしょ?先生!
(梅沢)15点?15点。
まずは作品見てみましょうか。
よかった〜。
今の若村さんよりももう全然下。
(浜田・スタジオ)あははっ!この俳句には季語が2つ。
更に言いたいことを17音に収められず文字数が無駄にオーバーしてしまった。
この才能ナシの句を夏井先生はどう直すのか?もうこれがね
(コバヤシ)おいおい!先生それ以上言うてみぃ
(笑い)こんなものいらないなんちゅうこと言うねんおい!
(一同)あははっ!人の人生やぞ!あははっ!でここの「告げれど」っていう所も擬人化になってますね。
菜の花が告げたけどって。
擬人化が悪いわけじゃないけどこれも映像にしましょう。
菜の花は明るく咲いてますっていう意味で「明るし」。
これで一回映像を作ります。
そして「独身は明けず」と。
こうやると「は」「は」で対句表現になって「明るし」「明けず」っていうふうに明るいっていう字を使ってちょっと2回リフレインするようなイメージになります。
こうするとやかましい!
(一同)あははっ!
(笑い)さあ残っているのは梅沢さんと柴田さん。
(コバヤシ)柴田さん勝ってください。
どっちが1位で2位かっていう。
3連覇が懸かっていますからね。
やっぱ300年に1人出る役者さんなんでね。
くくっ…。
もうほんとにね自分でもね怖い。
春猿を見ろ春猿の顔。
(一同)あははっ!
(市川)ねえほんとに。
いきましょう!俳句の才能第1位はこの人!さあ来い!
(柴田)来い!柴田理恵!
(一同)うわぁ〜!おめでとうございま〜す!
(拍手)
(一同)
(柴田)いや〜!これ初めての画ですよ。
あははっ!幸せ〜!
(一同)あははっ!なんで…。
全員が万歳…。
とりあえず梅沢さん見てみましょうよ。
2位の梅沢さんね。
(梅沢・スタジオ)情景が出てるじゃない。
(浜田・スタジオ)これ梅沢さん。
(梅沢)情景が出てると思いますよ。
菜の花といえばもう春ですもんね。
でバス停というかまあ見たままですけどね確かにそう言われりゃそうだけども…。
いや違う…。
「男はつらいよ」の。
(若村)寅さん。
(市川)寅さんのイメージ。
(梅沢)これから希望も…。
なっちゃん
(一同)あははっ!いやうまいのはやっぱりうまいんです。
そうですよね。
ええ〜まずですねよくこんな「春隣」なんていう季語知ってましたよね?なるほど〜。
(夏井)春がすぐそこまで来てるっていうんで冬の終わりの季語なんですけれども時間はわかるけど映像を持たない季語なんです。
ですからこういう季語を使うときには映像をきちんと残りの言葉で描くとうまくいくという。
そういう定石をこの句はちゃんと踏まえてるんですね。
うまいのはほんとにうまいんですよ。
8つだ!
(夏井)そのとおり。
という話を今日何回かしましたね。
オモロイ顔をするなって!
(一同)あははっ!でも先生。
(夏井)ここだけが惜しい!先生役者っていうのはねやっぱり言葉っていうかなやっぱ五・七・五が大事なんだけども語呂ってあるんですよ。
語呂をとっても大事にしてるのよね。
うんしてますね。
してるの。
だからなんでやねん!さっきから先生ずっと言うてるやん!梅沢さんぐらいのそうですよね〜。
そらそうですよ。
「トランクに腰掛けバスを」。
一回入れます。
「こしかけバスを」。
ここで7にしちゃう。
なるほど。
でせっかくここに「春」という字がありますからこんな季語ええ〜っとここに書こうかな。
「待つ」という字を入れて「待春」っていう季語があるんです。
待春?まさに春を待ってる。
もうすぐ春が来るっていうそういう季語なんです。
「トランクに腰掛けバスを待つ待春」ってやると語呂は生かしながら季語も生かしながら
(笑い)いや〜わかんなかったな…。
あははっ!それは今のそうですか…。
(笑い)ただまあ第1位は柴田さんですから。
ちょっと見てみましょう。
柴田さんの作品こちらです。
はいどうぞ!
(浜田・スタジオ)ああ〜わかりやすい。
先生!
(夏井)はい。
これは
(柴田)やった!割と…。
まずあの写真を見てみんなが菜の花に飛びつくところを「バスを待とうか歩こうか」ってつぶやいてるだけなんですけど…。
(夏井)しかも歩いてみたらそこでこの人が春の風を気持ちよく味わうに違いないと。
そうなってくるとそこに咲いている花だとか鳥の声だとかそういうものもこの「歩こうか」のあとに先生これ直しは?やった〜!うれしい!梅沢さんなんか言いたいことがあれば。
(梅沢)今ねほんとに前にも言ったじゃないやかましいわこいつ!
(一同)あははっ!続いてのテーマは…。
(假屋崎)100点満点ですよ。
これ先生果たして今回の課題は春を告げる花菜の花です。
あら!先生。
菜の花をいけるポイントっていうのはあるんですか?
(假屋崎)今ここに…。
まず色があります
(假屋崎)そして1本見ていただくとどことなくこう…ちょっと曲線になってて1本ずつのこの線ですよねこれを生かすいけ方。
(假屋崎)これどっちもありで皆さんにいけていただくポイントでございます。
今回はこの「菜の花」をテーマに自由にいけてもらいます。
まずは今回才能アリの期待がかかる2人の作品から。
1人目は歌舞伎では妖艶な芝居を見せる春猿。
(市川)市川春猿さんの作品オープン!
(コバヤシスタジオ)おっ!
(柴田・スタジオ)きれい!
(コバヤシスタジオ)なんかすげぇぞ。
(浜田・スタジオ)春猿さんポイントは?
(市川・スタジオ)ポイントは菜の花をちょっとおしとやかに。
あとはバックにちょっと舞台の屏風の様なお扇子のようなイメージで葉を…。
で菜の花の黄色の主役の役者が立ってるというなんかちょっと舞台をイメージして。
(浜田・スタジオ)なるほど。
梅沢さんどうですか?
(一同)あははっ!
(梅沢)ただあの真ん中に赤持ってきたとこが春猿ちゃん失敗じゃない?
(梅沢)今回は菜の花が主役だから菜の花を主役に…。
(市川)菜の花真ん中にしてある。
(梅沢)でも菜の花より上に行ってる。
(一同)あははっ!
(コバヤシ)ケンカ始まってる。
親方どうですか?これ。
(佐ノ山)ほんときれいですね。
いいですか?
(佐ノ山)なんかこう…。
鳥のように見える?
(佐ノ山)はい。
(市川)そう
(一同)あははっ!
(コバヤシ)うそつけ!今回の査定ポイントは次の2つ。
まずは菜の花の黄色が主役として際立っているか?そして作品全体の色と形のバランスを取るために正しく花が足されているか?または引かれているか?さあこれが果たして才能があるのか…。
(柴田)これアリだよ。
アリアリ。
あっアリですか?いきましょう。
結果はこちら!才能ナシ!
(一同)ええ〜っ!?才能ナシ!第5位!さあ先生お願いします。
(假屋崎)パッと見ね皆さんいいなとお思いになったでしょ?それは
(笑い)そうなんですか?
(假屋崎)そうなんです。
あのね今日はねこのっていうところが一番ポイントになったんです。
そうすると
(假屋崎)まず色。
なんとなく寂しいんですよ。
それから形もここで固まっちゃっててなんかこうよさが出てきてないんですよ。
(笑い)これ先生直しましょう。
(假屋崎)はい直します。
ここで実は菜の花の黄色を際立たせるどころか逆効果になっているものがあったのです。
皆さんはどれがいらないと思いますか?もうこれねどうやるかというとこの
(假屋崎)もう省略。
取っちゃいます!あっこれ抜きますか?
(コバヤシ)あれがミソなのに。
(市川)実はあそこポイントだったの。
(假屋崎)いやそこが…。
後付けやったでしょ?「鳥のように」は。
もうねこれね取っちゃいます。
(コバヤシ)全部取られましたよ。
全部取っちゃう。
(市川)あらあらあら。
この方がほら…見て。
ほらすっきりしません?ああ〜まあ確かにね。
(假屋崎)ほんのちょっとここを…重なってるので…。
いや確かにない方がええ…。
(一同)あははっ!
(コバヤシ)ない方がいいですね。
ない方がええな。
(假屋崎)今ここ葉っぱがあって隠れてるでしょこれも邪魔者だからこれも取っちゃうの。
でここも邪魔者だから取っちゃうの。
そうしてほんのちょっと広げるんだなこれね。
ほらこれだけで…。
先生さっき梅沢さんがこれはいったか?みたいなこと言うてましたけど。
これは良いですか?
(市川)これはあって良い!これはあった方が良いんですよ!あのね黄色から…この黄色で赤でグラデーションになってしかもこのすごく…。
なるほどなるほど。
(假屋崎)こうすればほんとに…これ何本?12…3本でしょ?3本でも菜の花は際立ってくるんです。
はあ〜。
(假屋崎)邪魔者がありすぎた。
邪魔者がありすぎた。
あははっ!後ろがなければ。
いやいや…。
黄色を屏風のように置いたハランの緑が菜の花の黄色を邪魔していた春猿の作品。
主役を邪魔するものは外す。
これがいけばなの引き算。
続いては女優現在出演中のドラマではプリザーブドフラワーが趣味という女性を演じている若村。
あっ…才能ナシならドラマの役も薄っぺらに見えてしまうが果たして?若村麻由美さんの作品オープン!
(一同・スタジオ)ああ〜!
(市川・スタジオ)これはすばらしい。
(浜田・スタジオ)さあ若村さんこれポイントは?
(若村・スタジオ)これ「残花繚乱」ってまあ今やってるドラマのタイトルでもあるんですけれども女性をイメージしていて初心な黄色い女の子から花開くガーベラになり最後は円熟した赤い花になるという女性の成長期みたいな。
(浜田・スタジオ)成長というかね。
柴田さんどうですか?
(柴田)すごくいいと思う。
ごちゃついてないというか1つ1つの花はきちんと見えるんで。
(市川)下の葉っぱのこの感じもすばらしいじゃないですか使い方が。
(梅沢)私に言わせるとね…。
じゃあ…。
(一同)あははっ!才能ナシやて。
(コバヤシ)もめるなぁこの2人。
(梅沢)才能ナシだからそういうふうに思うだけであの白邪魔なのよ。
(市川)私なんか屏風の後ろみたい…。
(一同)あははっ!いくよ。
果たして才能があるのかどうか発表しましょう。
結果はこちら!さあどこでしょう?
(一同)おお〜!2位です。
第2位!
(假屋崎)若村さんって前ねクラシックの番組を担当してらしたの。
そのときご一緒してるんですけどやっぱり…。
才能がリンクされるんですよ。
マジですか。
(假屋崎)ほんとそうなんです。
(笑い)
(假屋崎)まずね色。
はい。
(假屋崎)この黄色と赤の…グリーンの…で白のこの全体的な対比がすご〜く…分量もね黄色はそんなになくってかえって赤をこれだけ強烈に入れたのでかえってこの黄色がまた目立ったんですよ。
よかったんですか?
(假屋崎)そういうコントラストがすごくうまく出来てるんです。
先生…。
そうです。
(一同)ええ〜!
(柳)すごい!
(假屋崎)ここはいるんです。
全体で見てくださいよ。
この赤にチラッと見えるのはこれはいいんです。
ああ〜この部分がね。
(假屋崎)でもここのちょうどほんとに中間にあるこれが中途半端な位置なんです。
ですからこれはまず取っちゃいます。
取りますよ。
(若村)うんいいと思います。
(假屋崎)ほら見て。
(梅沢)ほらいいわ。
なるほど。
(笑い)
(假屋崎)あのね要するに…。
というのがいけばなにあるんですよ。
そういういけ方がまずあるんですよ。
さっきもし
(假屋崎)その可能性も十分にあったということなんです。
じゃあ先生これはこれでいいですか?
(柴田)ええ〜すごい!すご〜い。
若村の作品にも必要だったいけばなの引き算。
余分だったのは白いガーベラ1本だけ。
たった1本。
しかしこの引き算によって菜の花の黄色がより印象的になったと思いませんか?続いては意外にも自信満々のケンドーコバヤシ。
どんな作品に仕上がったのか!?ケンドーコバヤシの作品オープン!
(市川・スタジオ)きれい。
(一同・スタジオ)ああ〜!
(浜田・スタジオ)さあこれポイントをまず教えてください。
(コバヤシスタジオ)「4月11日」というタイトルから分かるようにまあ新学期であるとか新しい職場環境に1週間経ってちょっと慣れたよっていうのを表現してみました。
(柴田・スタジオ)あははっ。
どうですか?梅沢さんどうですか?この作品。
(梅沢)大作でいいんじゃないですか?これは相当いいと思うなぁ。
どうですか?皆さんどうです?
(市川)いやすばらしい。
菜の花がちゃんと生きてるし…。
春猿さんいいですか?
(柴田)だけどスイートピー?
(コバヤシ)はい。
スイートピーがね真ん中にちらほら。
(柴田)ちょっとかわいそうじゃないですか?
(コバヤシ)正面から見たら隠れてピンクが見える。
これファッションと一緒で差し色です。
(一同)あははっ!
(コバヤシ)ハンカチーフみたいなもんです。
なるほどね。
(コバヤシ)はい。
若村さんどう思います?
(若村)お花より茎が目立つかなって…。
(一同)ああ〜。
(若村)思いました。
(コバヤシ)そうですね。
さあ果たして才能があるのかないのか発表しましょう。
結果はこちら!4位です。
ちょっとやめてください。
凡人だけはやめてくださいほんまに。
どっちかがいい。
さあ先生お願いします。
初めてでねこれだけ出来るっていうのはそういうところからすると大したものなんですよ。
そうか。
こっから上に上がる可能性あるってことですね。
「色」ってことからするとどうかなっていうと…。
色…まとまっててなおかつ実はオンシジュームというこの黄色い色があるんですけどこれと微妙に違うんだけどそこがまたグラデーションになっていいんですよ。
ねっ。
でなおかつさっき柴田さんがおっしゃった…。
(コバヤシ)ほら!言うたとおり。
(柴田)へえ〜。
あっそうなの。
(假屋崎)あともう一つ…。
1本ずつの形。
これが実は…。
なるほど。
そこを直せば…。
(假屋崎)ニョキニョキとただ立ってるだけ。
なるほど。
横からちょっと見てくださいね。
横から見ると…ほら
(假屋崎)入って菜の花の層それでオンシジュームの層。
だから混ざってないから…。
なるほど。
ちょっと…。
これ直すことは出来ます?いくらでも出来ます。
凡人作品がちょっとした技で才能アリ作品に大変身!
(柴田)全然違う。
(コバヤシ)ほんまや。
花を全てまっすぐ突き刺し躍動感が感じられないケンドーコバヤシの凡人作品。
ここでこれを躍動感あふれる作品に変える方法とは?
(假屋崎)今ですねここの所ねこれをもっとねこうやってバ〜ンと…。
(柴田)うわっ全然違う。
それでお花ってね向きがあるの。
分かりますかねこれ。
ちょっと重なっちゃうか。
どの辺でやる?この辺でやる?
(一同)あははっ!ごめん…ごめんなさいね。
(笑い)
(笑い)明るいのを着ないとダメなんですよ。
それはそれとしてほらこっち正面です。
それでこっち裏なんです。
だからオンシジューム1本も裏と表があるのでそれを見極めていけないと美しくならないんです。
ほらみんなこれちょっと倒してるだけですよ。
(假屋崎)このぐらいしちゃうの。
ほら〜!
(一同)ああ〜。
(柴田)全然違う。
(コバヤシ)全然違う。
(假屋崎)もう一つあるんです。
それは何かっていうとこの葉っぱを…これね茎に付いてる下の方の葉っぱをこれをまたこうやって足すんです。
(柴田)ああ〜!ああ〜なるほど。
それはやっぱり剣山は花を立てるだけのものですから。
嫌いとは言ってないです。
(一同)あははっ!見えるのはよくないと言いましたよ。
言ったよね。
(假屋崎)こうやるの。
(一同)ああ〜。
違うとお思いになりません?ほらこんな感じ。
全然変わるでしょ。
でそうすると横からも見る?ほら。
見たんさい。
ほらこんななります。
「見たんさい」って。
(假屋崎)立体感が出る。
(コバヤシ)後ろ気抜いてたらダメなんですか。
(假屋崎)そうですよ。
菜の花をまっすぐ直立にいけてしまうと動きのないつまらない作品になりがち。
しかし花を少し傾けるだけで茎の曲線が活かされ躍動感ある作品になるのです。
今回唯一の凡人はケンドーコバヤシ。
残るは才能アリか才能ナシ。
注目は過去いけばな査定経験アリのこの3人。
(梅沢)私はいつもお花はちゃんと出来てるはずなのよ。
あなた芸術の分野では才能査定では…。
それはカーリーの問題じゃない?えっ?
(梅沢)カーリーの。
なんていうのかな物づくりってねあの…。
(笑い)
(コバヤシ)はい終了。
終了です。
さあ柴田さんどうですか?自信の程は。
私前回思いのほかいいって言われたんで…。
マジですか。
(柴田)私ちょっとあのときは優等生すぎたかなっていう気持ちがあったんで…。
遊び心…。
(一同)あははっ!何を言うてんねんな。
(コバヤシ)「奔放なアタシを見て」。
(柴田)ええ。
奔放なアタシを見てほしいなって。
さあ白石さん。
前回凡人だったのでカーリーさんに褒めてもらえるようなものをちょっと…。
いいですね。
(白石)頑張って。
あなた音楽の才能ありますから。
いやないですね。
この番組見てる人はみんな知ってますからあなたの変な踊りをね。
忘れてください。
いきましょう。
才能ナシ第7位はこの人!ここに入ってないと可能性ありますよ。
柴田理恵!
(一同)ええ〜!柴田さんでございます。
(コバヤシ)「奔放なアタシを見て」って言うたんですけどね。
いきましょう。
柴田理恵さんの作品オープン!
(浜田・スタジオ)さあ柴田さんこれポイントは?
(柴田・スタジオ)はい。
これあの〜菜の花畑をイメージして…。
太陽が赤いガーベラ。
白いガーベラが月でそれでこの山に桃がいっぱい桃の花が咲き誇ってる感じを出したかった。
(浜田・スタジオ)分かりました。
先生。
今よ〜く見ていただくとほんとにこの黄色と白と桃の枝の勢いのある中にやっぱりこの2輪が…。
(市川)その赤い花と白い花が邪魔だもんね。
(柴田)いや違う!それ抜いたらどんだけ寂しいか。
(笑い)ちょっと怒ってるやん。
(假屋崎)柴田さんごめんなさいほんとにね。
でやっぱりいけばなは立体造形。
すごく元気があっていいんですけれどもじゃあちょっと横にしてみます。
もうえらいことになってます。
一目瞭然。
(柴田)だって前からしか見ないと思ったんだもん。
(柳)絶壁…。
(一同)あははっ。
(梅沢)これはダメ。
(假屋崎)薄っぺたくしちゃダメなんですいけばなというのは申し訳ないんですけど。
これでもどう…直すのありますか?直せますいかようにでも。
ほんとですか?ここで色のバランスが悪い柴田の作品。
直すには花を足すかそれとも引くかどちらだと思いますか?
(假屋崎)どうしたらいいかというと足すんですか。
(コバヤシ)今度は足し算。
さっきは引き算やったもんね。
(假屋崎)これだけいっぱい入ってるんですけど…。
このぐらいにねちょっと見てください。
ちょっとね…。
下に行くんですね。
トントントンとこれを結んだときに不等辺三角形にいけるんですよ。
そうするととってもね…。
これ法則があるんですいけばなの。
このチョンチョンチョンチョンチョンチョンチョンチョンチョン。
何をしとんねん。
っていう感じでチョンチョンチョンって不等辺三角形。
これを…。
先生でもこの辺の固まりってこれでいいんですか?
(假屋崎)これはダメですね。
ですから1本ずつの形をうまく生かす。
そうするとここが重なってるんです。
分かりますか?ここ。
ちょっと固まってますから。
(假屋崎)この辺も重なってたりしてちょっと何本か変えますね。
これをグッとこっちの方が曲がってるねこっちにやればいい。
じゃあこっち…ちょっと倒してね。
(假屋崎)こうやって立体的にする。
(市川)倒すってありですね。
(假屋崎)これを抜こう。
ここ抜いといてこんだけの作品で一生懸命やっていただいたんですけどちょっとこの辺を何本か手直しをさせていただいて。
まあ後ろにね。
いい感じにします。
見ていただくと分かるとおり前にこうグッと勢いがね暴れてくるんですよこの菜の花の線が見えるので。
なるほど。
(假屋崎)こうやって曲線のこういう…。
全然ちゃいますよ。
さっきもうギュッとなってましたから。
(柴田)全然違う。
(假屋崎)横で見るとほらこういう感じで…。
(柴田)全然違う。
(假屋崎)立体的になってくる。
ほらこのぐらい立体的になってくるわけ。
なるほど。
(市川)すごいきれい。
なるほどなるほど。
お着物はやっぱり専門家でいらっしゃるからね春猿さんね。
着物やってるやろ。
いやいや着てますけど…。
(笑い)不等辺三角形にいける。
いけばなでは3つの辺の長さが異なる不等辺三角形の位置に花を置くとバランスが整います。
残るは4人。
じゃあもう6位見ます。
才能ナシ。
いきますよ!ここ入ってなければ上位の可能性がございます。
いきましょう!才能ナシ第6位はこの人!佐ノ山親方!
(一同)ええ〜!さあいきましょう。
佐ノ山親方の作品オープン!
(若村・スタジオ)すごいキレイ!
(浜田・スタジオ)さあ親方!これはポイントは?
(佐ノ山)あの〜番付というかまあ下の方から序ノ口序二段とか。
(浜田・スタジオ)あっ順番に。
(佐ノ山・スタジオ)だんだん色が濃くなっていってで最後はあの…枝のつぼみがありますよね。
なんかこう最後は自分の花を咲かせてほしいということで…。
(浜田・スタジオ)はあ〜そういう気持ちでね。
(佐ノ山・スタジオ)そういうテーマで作りました。
(假屋崎・スタジオ)あの〜初めてでいらっしゃるのにこれだけね一生懸命いっぱいのお花を入れるっていうのはなかなかできるものではございません。
でもやっぱりこの才能があるかなしかっていうとそういうところになっちゃうっていうのは申し訳ないんですけど色の点からするとあまりにもなるほど。
(假屋崎)散漫。
分かりますかね。
(假屋崎)しかもなるほどなるほど。
(假屋崎)そうすると
(假屋崎)で中心的な色がちょっとないというところ。
(笑い)これはね
(一同)ええ〜!これ足し算になるんですか?色が多すぎて雑然とした作品を引き算ではなく足し算で直すという!一体どこに何を足すのか!?花の色が多すぎて雑然とした印象に。
これを直すのは足し算。
ここでどこに何を足すと思いますか?持ってきます。
で立体的に。
このオンシジウムです。
さっきもねちょっと変えましたけどこれをいいですか?動きを出すんです。
そしてこの黄色の色をもっと中心的な色にしちゃうんです。
そうすると今ねピンクとか赤とか紫とかという色がありますけれどそういった色が引き立ってくるんですかえって。
へえ〜
(假屋崎)ほんとにねこれ荒療治。
(假屋崎)申し訳ないけど荒療治。
ほらこの感じで黄色をいっぱい足しちゃうんですこのぐらい。
にぎやかな雰囲気が出でくるでしょ。
どうかしら?確かに確かに。
(假屋崎)このぐらい。
ここで黄色の固まりが菜の花とオンシジュームの固まりが出来てそこにいろんな色が飛んでくる。
にぎやかで。
「これしかない」。
もうこれで目線をこっちへ向けると。
(假屋崎)そうです。
花の色が多すぎると主役の存在感が薄れ散漫なイメージに。
そうならないためには主役の色を足して作品にメリハリをつけましょう。
残るは3人。
残ってんのどなたですか?ちょっと手挙げてもらって…。
(柴田)あっ!女性2人と梅沢さん。
(梅沢)ついにきましたよ。
ええ〜。
柳さんどうですか?私
(一同)おお〜!
(柳)なのでちっちゃい頃からそういうお花は見てきてますね。
さあ皆さん期待しましょう。
(笑い)いきましょう!才能アリ第3位はこの人!さあ3人のうち一体誰!?梅沢富美男!おめでとうございます。
最下位じゃなかった。
いや1位じゃないのか〜。
(市川)何ぜいたく言ってんの。
(一同)あははっ!やっぱりあそこに来たら1位が欲しいじゃない。
まあここまで来ると…。
間若村さん入ってますけども。
いきましょう!梅沢富美男さんの作品オープン!
(一同・スタジオ)おお〜!
(浜田・スタジオ)さあ梅沢さんこれポイントは?
(梅沢・スタジオ)もちろん春の踊りですよ。
私が芸者姿をしてるって想像してください。
(浜田・スタジオ)はい。
(梅沢・スタジオ)フッとしたこう…。
(浜田・スタジオ)春猿さんどうですか?この作品。
(市川・スタジオ)ちょっとね悔しいんですけど…。
いやあなた才能ナシだから。
(一同)あははっ!
(市川)なんかねもうなるほどね。
若村さんこれどうですか?この作品3位の作品です。
(若村)梅沢さんの女形を拝見してるともっと妖艶なのを作られるのかと思ったら意外に清楚だなと思いました。
(梅沢)あの〜和を意識して作ったんですよ。
あっそうなんですか。
(一同)あははっ!「だから?」って言われても…。
(笑い)これだけは。
いや誰も思ってない。
さあ先生お願いします。
梅沢さんよかったねほんとに。
もうここまで頑張った甲斐がありました。
さっきのと比べてじゃないですけどやっぱりちょっと色が寂しいような気もするんですけど。
(假屋崎)そうですか。
あのね実はねこの今日ね何度も何度も言うこのね菜の花は黄色。
この早春の美しい元気な色これがやっぱり一番美しいのでその色とそれからこの葉っぱですよね。
葉っぱ。
このモンステラという面の葉っぱの…。
(假屋崎)そして立体感のあるように…これがまたね梅沢さんほんとにねよくお勉強されてセンスを磨かれたと思うんですが。
(一同)あははっ!
(梅沢)ここに意識持ってかなきゃダメだね。
あははっ!
(市川)でもなんかあのギザギザの葉っぱを使えばいいと思ってたでしょ。
(梅沢)何言ってんの!何言ってんの!ただねやっぱり3位になっちゃうっていう。
それはやっぱりさっきおっしゃられたように…。
(梅沢)そうか!地味にしちゃったんだね。
(假屋崎)ねえ。
それでどうしたらいいかっていうことでちょっとここで手直しをさせていただくんですけどこれを入れます。
きれいな白い…ねっこの桃もちゃんと花材に入ってました。
でこれを入れてもっと色気を出しましょう。
このぐらいにこう入れるとどうかな?あっここだ!はい。
じゃあもうこここれ入れさせていただきます。
(梅沢)迷ったんですよね。
あっそうなんですか。
ありましたよちゃんとこれ。
ん!さあほらこんだけ。
どう?ここにちょっと…。
(一同)おお〜!
(假屋崎)これで生気が出てくる。
そうか確かに。
白い桃の花を足すことで作品に華やかさは生まれたが…。
実は梅沢の作品にはもうひとつ1位を逃した意外な理由があったのです!ということで假屋崎先生の…。
(笑い)才能アリとはいえ3位に終わった梅沢。
1位になれなかった理由の一つはということで假屋崎先生の…。
これ実は桃の花なんです。
これよく見ていただくと
(假屋崎)これで終わっちゃうんです。
(若村)えっそうなんですか?
(假屋崎)はい。
見てくださいこれなんかはもうちょっとね
(市川)縮んじゃってる感じがする。
(假屋崎)そう。
これどういうことかっていうと…。
ですから
(假屋崎)そうするとでどうしたらいいかっていうと前もってこれねほらよく皆さんお洗濯とかねアイロン掛けするでしょ。
そういうときにこのスプレー…水のスプレー。
(一同)あははっ!
(コバヤシ)霧吹き。
(假屋崎)これをいけたら必ずこうやってシュシュシュッと水分をこうやっといてあげるんです。
(笑い)
(若村)先生先生!水の霧吹きは
(若村)咲くまで?
(假屋崎)咲くまで。
しばらくすると乾燥しちゃいます。
(假屋崎)つぼみは。
残ったのは白石美帆と柳ゆり菜。
果たして才能アリ1位は!?白石さんどうですか?私さっきカーリーさんが
(白石)言ったのがすごく…。
ほんとや!
(笑い)今の聞いてすごいテンション上がりました。
(笑い)いきましょう!いけばなの才能アリ第1位はこの人!梅沢さん若村さんを抑えて1位なのはこの人です!白石美帆!
(一同)おお〜!
(コバヤシ)よかったホッとした。
ということは自動的に最下位は柳ゆり菜さんでございます!残念でした。
(一同)ああ〜…。
さあいきましょう。
最下位柳ゆり菜さんの作品オープン!
(柳)恥ずかしい。
(市川・スタジオ)あらかわいらしい。
(浜田・スタジオ)さあ柳さんこれポイントは?
(コバヤシスタジオ)これが私の初恋?
(柳・スタジオ)このなんか春を思わせるような色合いとかなんかちょっと初恋の甘酸っぱい感じを表現しようと思って黄色とオレンジと白で統一して。
(浜田・スタジオ)ふ〜ん。
親方どう思われます?
(佐ノ山・スタジオ)いやパッと見はあれですよねちゃんとこう三角形になってますし…。
(浜田・スタジオ)三角形?
(一同・スタジオ)あははっ!
(佐ノ山・スタジオ)いやバランスが。
(浜田・スタジオ)バランスがね。
(佐ノ山・スタジオ)左右対称ですか。
(浜田・スタジオ)なるほどなるほど。
あの〜色の点はねすごくねこの元気の出るオレンジ黄色で美しく入れていただいたんです。
で見ていただきましょうか皆様ね。
こういう感じでね。
絶壁。
(假屋崎)断崖絶壁でね。
やっぱり立体感にまず欠けるというところが一つあるのと同時にあまりにも色に気を取られてあまりにも窮屈なんですよ。
それをもうちょっと伸びやかさをプラスするととってもすてきになりますから。
(一同)あははっ!
(假屋崎)絶対直せますから。
大丈夫です。
大丈夫です!ここでここに花を今日の主役になってたこの菜の花をちょっと動きのあるようにこの辺からこうやって…。
(柳)ああ〜。
さっきここキュッとなってたのに。
(柴田)あっ違うね!もう違いますよね。
(梅沢)全然違う。
さあこうすることによって…。
(假屋崎)元気さが出てくるんです。
なるほど!分かりますよ。
(柴田)全然違いますたったあれだけで。
(假屋崎)横から見てもほらこういう感じになる。
(一同)おお〜!
(梅沢)いいじゃない。
ちょっと広がり持たすだけでっていうことですよね。
(コバヤシ)柳さんの元のシュッとしたやつってうちの
(笑い)ということで…。
才能アリ第1位白石美帆さんの作品オープン!
(一同)おお〜!
(柳)すてき!才能アリ第1位白石美帆さんの作品オープン!
(一同・スタジオ)おお〜!
(柳・スタジオ)すてき!
(浜田・スタジオ)さあ白石さんこれポイントは?
(白石・スタジオ)私あの〜まあ春になってその菜の花が喜んでいて笑顔がこぼれてる様ともう今にも飛び出そうと外に行こうかって出かけようかっていうような躍動感を出したかったのと目線は菜の花の目線で桃の花をこう見上げてる感じですね。
でスイートピーたちは色とりどりの春らしいカラーをイメージして作りました。
さあ先生これはどうですか?まあ1位なんですけど。
でねとってもいいのは菜の花菜の花って言ってましたけれどもこれだけ今日使った方いらっしゃらないんですよ。
(假屋崎)何本入りました?
(一同)ええ〜!
(假屋崎)ほんと?12345678910…。
いやもうええって。
(一同)あははっ!123456789…。
30本以上入ってますね。
30本。
(假屋崎)30本以上入ってます。
(一同)へえ〜!それでここのね菜の花の固まりがほんのちょっとこうデコボコがある。
ああ〜そうですね。
確かに均等じゃないですね。
(假屋崎)そう。
だからそれがとってもいいの。
菜の花のなんかこう
(假屋崎)ほんとにここに再現された様な感じがするのとそしてこのスイートピーとトルコキキョウの…。
ここいいんですか?この固まり。
(假屋崎)見てくださいよこの白からピンクになり紫になってこの濃い赤になってくるグラデーションっていうんですけどこれもとっても良いの。
でそして見ていただくと分かる。
(假屋崎)こんなに丁寧にしっかりと。
これねなかなかね出来っこ無いですよ。
すっごい白石さんの才能びっくりしちゃったんです。
(「シリウス」)出来っこ無いのに1位ってことは
(一同)あははっ!もうVTR見てください。
(白石)延々とやってましたから。
直すとこ無い!わあ〜うれしい!すごいです。
(白石)ありがとうございます。
(若村)このあと始まるドラマ「美しき罠〜残花繚乱〜」はハラハラドキドキあっという間に1時間が過ぎてしまいます。
今日のお話はなんと私演じる美津子とりかの直接対決です。
お見逃しなく!2015/02/19(木) 19:00〜20:54
MBS毎日放送
プレバト才能ランキング[字]【豪華女優に容赦ナシ酷評で一触即発!】
【生け花】假屋崎省吾が満点採点!名女優の頂上決戦【俳句】毒舌先生、若村麻由美・梅沢富美男にダメ出し!一触即発【新企画そば打ち査定】職人が惚れ込むプロ級の腕前は?
詳細情報
番組内容
【そば打ち】新企画。そば好きが高じ、そば打ちを始めた梅沢富美男、市川春猿、柴田理恵、白石美帆、佐ノ山龍二の5人が参戦。査定する老舗そば屋のそば職人をうならせたのは誰?
【いけばな】ドラマ『美しき罠』で、趣味が「プリザーブドフラワー」という役柄の若村麻由美、母親がフラワーアレンジメントの先生をしている柳ゆり菜らが挑戦!
【俳句】演歌歌手のさくらまやが参戦する他、過去二勝の梅沢富美男が三連覇を賭け臨む
出演者
【コミッショナー】
浜田雅功
【アシスタント】
枡田絵理奈(TBSアナウンサー)
【ゲスト出演者】
市川春猿
梅沢富美男
ケンドーコバヤシ
さくらまや
佐ノ山龍二
柴田理恵
白石美帆 柳ゆり菜
若村麻由美
(五十音順)
【専門家ゲスト】
小高孝之
假屋崎省吾
夏井いつき
(五十音順)
【ナレーター】
銀河万丈
ジャンル :
バラエティ – ゲーム
バラエティ – お笑い・コメディ
福祉 – 文字(字幕)
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
サンプリングレート : 48kHz
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