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「国際法上、わが国固有の領土だ」と改めて政務官…松江市で10回目「竹島の日」式典

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「国際法上、わが国固有の領土だ」と改めて政務官…松江市で10回目「竹島の日」式典

松江市で開かれた第10回「竹島の日」記念式典=22日午後、島根県松江市(沢野貴信撮影)

 島根県は22日、韓国が不法占拠を続ける竹島(同県隠岐の島町)の早期領有権確立を訴えるための「竹島の日」式典を松江市で開いた。2月22日を竹島の日と定めた県条例に基づく式典はことしで10回目。政府代表として出席した松本洋平内閣府政務官は「国際法上、わが国固有の領土だ。平和的に解決するため全力で取り組む」と述べた。

 政務官の出席は平成25年から3年連続。式典には約500人が参加。会場周辺では右翼や韓国の活動家が街宣活動を繰り広げ、警戒態勢が敷かれた。

 政府は明治38年年1月、竹島の島根県への編入を閣議決定。これを受け県は同年2月22日、編入を告示した。ところが韓国が昭和27年に領海水域を一方的に設定。以降、日本漁船の拿(だほ)が相次いだ。県は竹島問題の解決に向けた政府の取り組みを促すため、平成17年に条例で「竹島の日」を制定。18年から毎年式典を開催している。

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