ビスタクエスト VQ1015R2 発売から5年。懐かしのトイデジを再レビュー
ビスタクエストが2010年2月に発売した「VQ1015R2」というトイデジがあるんですが、今回は以前書いた記事をまとめてみます。
この「VQ1015R2」は発売から数週間後にリコールがあり、初期バージョンと改良型と2種類のVQ1015R2が存在します。見た目は全く同じですが、、、初期ロットはフリーズが多発したり、写真が真っ白になったり、最悪な場合カード内のデータが破損したり、、、と酷い感じでした。
その後、初期ロットを購入した人で希望者には改良型が届く事になるのですが、、、リコール発表から数ヶ月後の4月に改良型が届きました。当時かなり話題になった機種なんですが発売から5年、以前持っていた方には懐かしい、そしてかつてのブームを知らない方には新鮮なカメラだと思いますよ。
VISTAQUEST VQ1015R2
まず「VQ1015R2」は「VQ1015 Entry」の後継機として発売されました。特長は「シャッタースピード変更モード」と「プラスチック+グラスの混合レンズ」になった事です。特にレンズが変わった事がポイントで以前の機種より細かなディティールまで表現されるようになりました。
VQ1005とVQ1015R2を使って同じ場所を撮った写真をトリミングしてみました。VQ1005は黒つぶれして木の質感なども分かりませんがVQ1015R2の方はしっかり分かりますよね。
選べるシャッタースピード
VQ1015R2は「クイック・オート・スロー」3種類のシャッタースピードを使い分ける事が出来ます。これは斬新だったんですが・・・
明るい屋外でスローを選択すると真っ白な写真になってしまうという(笑)
ファームウェア変更で強烈な色味に
現在vistaquest.jpのサイトは繋がらないのでファームウェアアップデートのページが表示されないんですが、、、VQ1015R2はファームウェア変更でビビッド、モノクロ、セピアの色味が選べるようになります。
http://www.vistaquest.jp/index.php/ja/firmware/vq1015r2-firmware
これにより初期VQ1005のような激しいビビッドカラーが楽しめたんですよね。このビビッドはよく使いました。
VQ1015R2:動画撮影
音声は録音されませんが雰囲気のある動画が撮れます。
先ほどのファームウェアを使えばセピアの動画なども撮影出来ます。
自分のイメージだと、、、VQ1015R2は新しい機種だったんですが5年も前だったんですね。トイデジブームの時に発売されていた機種の多くは現在生産終了していますが、このVQ1015R2は今でも購入可能です。気になった方は是非チェックを。『よつばと!』11巻 「よつばとカメラ」で、 よつばが とーちゃんからもらったカメラとしても話題になりましたよね。それじゃ!また!