ホステスら所得税脱税疑い、クラブ経営夫婦ら逮捕
福岡市などのクラブやキャバクラで働くホステスらの給与から源泉徴収した所得税約3億7000万円を脱税したとして、福岡地検特別刑事部は28日、店を経営する福岡市の君嶋亮子(68)、夫で韓国籍の金永健(66)両容疑者ら3人を所得税法違反容疑で逮捕した。
発表によると、他に逮捕されたのは経理担当の幹部従業員、白石哲也容疑者(48)(福岡市)。3人は2010年5月~12年12月、福岡、熊本、宮崎、鹿児島、広島各市の十数店舗で働くホステスや従業員に支払った給与計約21億5600万円から、源泉徴収した所得税計約3億7000万円を福岡税務署に納付しなかった疑い。地検は3人の認否を明らかにしていない。
地検は28日、福岡国税局と合同で君嶋容疑者の自宅など数か所を捜索した。
2015年01月29日
Copyright © The Yomiuri Shimbun