陝西省のパンダ生息頭数340頭に
10月 4, 2005
(中国通信=東京)西安4日発新華社電によると、中国の山西省では、ジャイアントパンダの生息数が340頭に達した。最新の調査で明らかになった。
陝西省林業部門が明らかにしたところによると、第3回全国パンダ調査と先ごろ行われた陝西省鳳県屋梁山のパンダ調査によると、鳳県屋梁山自然保護区内の紫柏山一帯で、面積約6400ヘクタールのパンダ生息地が発見され、3〜4頭のパンダが生息していることが確認された。これにより、陝西省秦嶺の山岳地帯に生息するパンダの群れは、5群れから6群れに増えた。これに幼児パンダを加えると、パンダの生息頭数は340頭を超える。
いろいろな区域に生息する秦嶺のパンダを効果的に保護するため、陝西省林業部門は秦嶺地区にパンダ保護区8カ所とパンダ回廊5本を建設し、パンダの生息地をつなぎ、パンダ保護区群を構築した。