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2015-02-21 土

消えたブロガーからの削除要請とブログを批評することについて

今週、要請があって以下の2つのエントリーを削除したのだが、結果的に再掲載することにした。

ブログ『にんじんの塔』が復活してまたすぐに消えてしまった件について

またブログを閉鎖した『にんじんの塔』とライターになった元はてなブロガーについて

きゃろ子(にんじん)氏を名乗るツイッターアカウントから問い合わせがあったのは早朝のことだった。
そのとき、ちょっとしたミステリーが生じた。
作ったばかりでツイートもしていない怪しいアカウントだったので、なりすましか嫌がらせにしか見えなかったのだ。
ブログを削除してしまい、当時のメールアドレスも残っていない場合、ブログ主である証拠はなにが残っているだろうか。
念のため過去に公開されていたメールアドレスに送信してみたが、MAILER-DAEMONからエラーが返ってきただけだった。


Twitterでリプライを送ってみたところ、すぐに返事が来たので以下のお願いをしてみた。

その日のうちにアイコンに使っていた修正前の写真をアップしてもらったので本人だと確認できたが、もしこの方法がダメだったらほかに方法が思いつかなかった。
こういうのは珍しいケースだとは思うが、ブログを削除しても、過去に使っていたTwitterアカウントやメールアドレスは残しておいたほうがいいのかもしれない。

エントリーを削除したあとの反応

削除要請されたその日の夜に本人確認ができたので、エントリーを削除した。
その後、2〜3日は何事もなかったのだが、昨日のTwitterでの反応は予想外のものだった。
虫の居所が悪かったせいもあるのかもしれないが、私のことを許せないかのような口調で激しく攻撃されたのだ。
「ストーキングいい加減にしねーと警察行くぞ??」
「おっさん、早くミーアさん探してきて?? 警察行くぞ??」
こうした内容のメンションが複数回あったあと、以下のようなやりとりになった。
少し読みづらいが、私のツイートが引用されているので、すべてきゃろ子氏の発言である。


これらのツイートは現在は非公開になっているものの、発言された時点では鍵付きでもなく一般公開されていた。(魚拓 https://archive.today/tLHYc
彼女にどのような理由があったとしても、彼女がブログを書いていたことは事実で、それは月間10万PVを超える人気ブログだった。
私は彼女のブログについて論じただけなのに、ストーカーだと断定されるのは心外である。
すでに削除されてしまったが、再開されたブログにはこんなことも書かれていた。

にんじんでまたブログ書いてって言われた時は、「嫌がらせかよwww」って思ったけど、にんじんさんだからまたやりとりしてくれる人とか初めてでも話が通じる人がいるから良かった^^ にんじんさんの名誉回復を頑張る気はしないけどね。私の今の夢はオフラインにあるから。


はてなブックマーク - にんじんさんで良かった: 虞美人草

ブログをgooからseesaaに移動して、ブログをコロコロ変えるキチガイに見えるんだろうけど、私は登録してデザイン選んで色々設定すんのが楽しい^^

はてなブログ始めて1カ月で12万PVいった時は「すごwww」って高揚感あったけど、だんだん怖くなって。始めた時はブログを使って何かしようとか思ってなくてネットの海を誰にも知られずさまようブログで良かったから。便所の落書き。PCのブラウザの履歴から家族が発見してくれたいいなーくらい。なのにだんだん目的が変わっていくのが嫌だったんだよね。広告収入損したーとか、ライターになりたいって書いてバカにされたり。

炎上する前でも、ファンと言ってくれる人がいた時でも、煽り記事でもフォントいじりでふざけた時でも、その裏にはいつも「助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて」って気持ちがあった。読者の人からAmazonギフト券をもらった。それで掃除機買った。有難いな、良い人だなーと感謝したけど、エゴサーチしたら「高学歴・高収入・モテてきた女」が落ちぶれてくのが面白いって目線で読んでたみたい。有難いことは有難いけど。


ブログは自傷行為: 虞美人草


にんじん氏の怒りは「おまえに向けて書いていたわけじゃない」というブログ初心者にもありがちな勘違いから生じているようにも見える。
インターネットやSNSでは見られたくない相手にも情報が伝わってしまうことは常識になりつつあるし、オープンであることはインターネットの利点の一つでもある。
もしかしたら私が知らないだけで、私生活で耐え難いストレスが溜まっていたのかもしれない。
彼女と良好な関係を保つことができなかったのは残念ではあるが、仕方のない部分もあったので、経緯をここに残しておく。

ブロガーを批評すること

大変申し上げにくいことだが、このブログの活動源になっているのはネットユーザーの怒りや悲しみである。
ブロガーの個人的な部分に触れているので、書かれた人にとっては目障りで腹立たしいこともあると思う。
もともとブログを批評することは難しい。
相手が個人なので、何よりも相手を尊重して書かなければならない。
そもそも読者のなかには、イケハヤ氏のように炎上しがちな有名ブロガーはネタにしてもいいけど、それ以外のブロガーはそっとしておいてあげたほうがいいと考えている人もいる。
言及し合うことが多いはてな界隈でも、ブログそのものを批評しているエントリーを目にすることは少ない。
そもそも、それはブログに書くようなことではないのかもしれない。
しかし、私はブロガーの怒りや悲しみについて、心が動かされたことをどうしても書き残しておきたかったし、それがこのブログを始めたきっかけでもあった。
その理由について、また近いうちに書くかもしれないが、私は人が挫折して絶望している姿が見たくてたまらないのだ。
もちろんマナーが良くないことは自覚している。

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