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リビア自爆テロ ISが空爆の報復と犯行声明
2月21日 4時17分

リビア自爆テロ ISが空爆の報復と犯行声明
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リビア東部で警察署などが狙われ40人以上が死亡した自爆テロ事件で、過激派組織IS=イスラミックステートは、エジプト軍などによる空爆への報復だと犯行を認める声明を出しました。

リビア東部の町クッバで20日、警察署やガソリンスタンドなどの近くで爆発物を積んだ車が相次いで爆発し、中東のメディアは40人以上が死亡し、この中にはエジプト人も含まれていると伝えています。
事件のあと過激派組織ISは「同志を殺された仕返しとしてわれわれの戦闘員2人が自爆テロを行った」と、エジプト軍などが行った空爆への報復だと犯行を認める声明を出しました。
リビアでは今月、出稼ぎに来ていたエジプト人がISに殺害され、エジプト軍が16日、その報復として今回爆弾テロが起きたクッバに近いダルナにあるISの拠点に対し空爆を行ったばかりです。
武装組織が乱立し、内戦状態となっているリビアではISが混乱に乗じて東部や北部の一部の都市で活動を活発化させており、エジプトは国際社会に対し軍事介入も含めた積極的な関与を求めています。

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