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【ネットろんだん】
「セガ」社名変更…「これじゃ、セガガだ」「だっせーよな」批判と懐古話でファン盛り上がる
セガサミーホールディングスが1月から2月にかけて発表した、事業の見直しや社名変更などのグループ再編計画をきっかけに、さまざまなゲームで一世を風靡(ふうび)した「セガ」をめぐる話題が、インターネット上で大いに盛り上がっている。熱狂的ファンが多い同社ゆえ、新しい社名を疑問視する声が上がる一方、懐古話を楽しむ良い機会にもなっているようだ。
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セガサミーホールディングスのグループ会社の一つで、ゲームセンター事業や家庭用ゲーム事業を担当していたセガは、事業再編計画でゲームセンター事業部門を分社化して切り離し、4月1日付でインターネットゲームや家庭用ゲームを担当する「セガゲームス」に社名変更する。
これが、古くからのファンを刺激した。セガの名称は「サービスゲームズ(Service Games)」に由来し、英単語の最初の2文字を組み合わせたもの。「サービスゲームスゲームスになる。ゲームがだぶってるじゃん」「これじゃ、セガガだ」などの指摘が相次いだ。
元の社名、由来は「サービスゲームズ」
また、「セガゲームスなんてだっせーよな」という、セガ最後の家庭用ゲーム機「ドリームキャスト」のCMに引っかけた書き込みもあった。
CMは平成10年に放映され、当時の湯川英一専務本人が登場し、街中で小学生の「セガなんてだっせーよな」「プレステの方がおもしろいよな」という会話を聞いて茫然(ぼうぜん)とするもの。トップを独走していた他社のゲーム機がネタの自虐CMとして話題になったもので、オールドファンが懐古を込め書き込んだようだ。